公演日誌

2025-04-09 21:00:00

お久しぶりです。

みなさん、お久しぶりです。舞台班のペンペンです。公演日誌を書くのも1年ぶりですね。3回生になった今、そろそろ私が月光斜に入った経歴と理由を話そうと思います。

 

あれは私がまだ高校生の時でした。

どこか噂を小耳に挟んだことがある方もいらっしゃると思いますが、大まかな中国の高校の教育スケジュールはとってもきついものです。私の学校はまだマシでしたが、朝から晩まで授業と勉強の時間が詰めつめでした。その中で、勉強しかできない現実と向き合っている間に、よく芸術専攻の生徒が催している演劇演目を(晩自習から抜け出して)見に行ってました。あの時の私が見えていた世界は仄暗かったが、舞台を見ている間だけは色づいたように感じました。シアターホールの空間そのものに一種の安心感と満足感を感じ、舞台上がピカピカ光ってるように私は見えました。

 

 

「ああ、楽しそう」

 

「私もあの人たちみたいに楽しくなりたい」

 

 

そこから演劇に興味を持ち始めました。

コロナを経て、大学に入ってからも演劇関係のサークルを探し続けました。それから月光斜を見つけて、23年度新歓公演『フランダースの負け犬』を観ました。心の大事なところにドーンと何かを訴えかけるような素敵な公演でした。

「ここで楽しいことがしたい」と私は月光斜に入る決心をしました。

 

部署は舞台班を選びました。恥ずかしながら、入団当初、私は「舞台班」がどんな仕事をするかは全く理解していない状態で加入し、作業場での作業も全く経験がなく、1から全ての段取りを頭に詰め込みました。

 

舞台班の仕事は一括りに言えば、大道具作りです。木をノコギリで切ったり、なぐり(ハンマー)を使って釘を打ち込み、インパクト(電動ドライバー)でビス(螺旋模様がついてる釘)を打ち込んだり、ペンキを刷毛で塗ったりして、まるで大工さんのような作業ばっかりでした。私は以前いろんな手芸やクラフト工作(縫い物、刺繍、折り紙、ジャーナル、ビーズ細工、粘土、編み物、プラモデルなどに限らず)をしてきたため、自分が手をつけたことのない分野を色々触れることができて、毎日の経験がとっても新鮮です。諸般を得て、舞台班に入ってよかったです。

 

私にとって新歓公演も2回目を経験します。最高学年として後輩たちを引っ張っていけるように精進します。やってやりますよ💪。

 

最後に新しく手に入れた手袋をお見せします。ロボアニメのキャラクターがしてそうな手袋で、特に手首らへんのデザインがとても気に入っています。

 

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