公演日誌
平安時代にタイムトラベル中
はじめまして!衣装小道具班所属、一回生の璃乃香と申します。合わせて、今公演では袖余を演じさせていただくことになりました。未熟者ではありますが、精一杯務めてまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
今公演日誌のトップバッターを務めることとなり、只今緊張でどっきんどっきんしながらキーボードを打っています。乱文・長文となってしまうかもしれませんが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
月光斜に入団して早一カ月、毎日が最っ高に忙しくて最っ高に楽しいです!!!人生の新しいステージの幕がばっと開いた感じで、日々わくわくの渋滞でもう大変です。ずっと憧れていた世界に飛び込むことができたので、今は朝昼晩四六時中演劇のことばかり考えてしまいます。幸せです。授業には集中しましょう。
ここで少し、芸名についてお話しさせてください。まず、「りのか」で検索してみてください。私......ではなく、レモンの品種が出てくると思います。実はそれが由来です。私は無類のレモン好きで、ついには飼い猫にも「レモン」と名付けました。ところが後から猫はレモンが嫌いであるという話を聞きました。ショックでした。レモン(猫)もショックだったと思います。ごめんねレモン。
と......話が逸れましたが、この「璃の香」というレモンは病気に強く、加工がしやすいという特徴を持つそうです。まさにレモン界の優等生。私も璃の香のように、元気に変幻自在に頑張っていきたいと思います!
さて、せっかくの機会なので今公演についてのお話をさせていただこうと思います。『袖に余る想い』は平安時代が舞台となっている訳ですが、役を詰めていく中で現代との価値観との違いに驚かされることが多々あります。何千年も前の時代ですので、我々には到底理解に及ばない文化もあってとても興味深いのです。理解には及ばないけれど。
もちろん服も現代とは全く違うものなので、衣装作りには大奮闘しています。もういっそタイムスリップして買い取らせてください平安時代の皆様。
何はともあれ、こんな風に作品の時代背景について深く知ることができるのも、演劇ならではの醍醐味であると感じています。
今回登場する人物達は、皆それぞれの想いを抱きながら平安の世を生きています。その想いが、観てくださるお客様の心にも何かひとつ残るような、そんな公演にできるよう、真心を込めて取り組んでまいります。
つい筆が進み、すっかり長文になってしまいました!最後まで読んでくださった方へ、心から感謝申し上げます。
最後に、振付練習中にミスをして絶望のまま崩れ落ちる璃乃香の写真を添えておきます。絵面は面白いのですが、もう絶望しないように精進します。。。。