公演日誌

2025-06-18 21:00:00

さかきまり子の公演日誌

はじめまして!

衣装班一回生のさかきまり子です。

演劇に関わるのは人生でほぼ初めてなのでドキドキですが今回の「袖に余る想い」が素晴らしい公演になるよう精一杯頑張らせていただきます!衣装小道具班は今急ピッチで衣装を作っています。今回は全て和服なので中々代用ができるものが見つからず大変ですがずっと大好きな衣装デザインや衣装作りに関わることができて本当に幸せです…!裁縫自体は今までもちょくちょく趣味としてやっていたのですが舞台の衣装となると私が作ったものを役者さんが着て演じられるので責任感が段違いなのが怖くもあり、同時に様々な人に見ていただけるのが楽しみでもあります。毎日とっても忙しいですが、入団前より確実に充実した生活を送れていて未経験ながらえいや、と入団を決めた私の決断は間違いではなかったと胸を張って言えます。

 

ちなみに芸名のさかきまり子の由来は「科捜研の女」の主人公である榊マリコからです。小さい頃から大好きなドラマで毎日のように再放送を観ていた記憶があります。中でも榊は賢くて、強くて、優しくて、自分の好きなことに一直線でとっても魅力的なキャラクターなので名前だけでもそんな女性になりたい!とこの芸名にしました。一時期は榊マリコに憧れて科捜研の女を目指していたぐらい好きです(物化が苦手すぎて気が付いたら文系にいましたが)。

 

今回の公演は平安時代を舞台にしているのでそこら辺の雰囲気だけでも感じておこう(ぼんやり)と思い建仁寺に行ってきました。ちょうど甘茶の庭「鶴鳴九皐」の特別公開がされていたので見てみたのですが、霊源院の昔ながらの石庭に控えめに咲く甘茶に風情があってとっても良かったです。数百年も前の人々も同じ甘茶を見て楽しんでいたのかと思うと不思議な感じがしますね。

甘茶の花言葉は「祝杯」。仏の誕生を祝って天から甘露の雨を降らせて産湯にした、という言い伝えからつけられたそうです。

この公演が無事に終わり劇団の皆様と素敵な祝杯を上げられることを祈って!

 

以上、公演日誌でした。会場にてお待ちしております!

かえちゃん 公演日誌.jpg

 

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