公演日誌
この世に限らず舞台、演劇もまた泡沫の夢・・・
皆さん久しぶりィ!舞台班・殺陣班3回生の湖畔夕日ですゥ!みんな覚えてるかなァ?☺️☺️
…この口調とテンションでわかる人はいるのかな?え、わからない?じゃあこうも書いてみよう!
「え、テンションが前と乖離しすぎだって?そうかそうか、君は少し知りすぎてしまったようだな…」
どこかで見たことありますよね??もうわかりましたか?そう、2022年度夏公演で舞台班2回生薄雲渚沙として活動してたあの人です。でも実はなんかあの芸名、しっくりこなくて卒業公演では湖幡夕陽、冬公演では湖幡夕日としました。でもそれでもなんかな~って思って今公演は湖畔夕日となってます。役名の語源としては湖畔で見る夕日って綺麗でいいよねって感じからつけたものです。しばらくはこれで行こうかな…って思ったり思わなかったりしてます。もし夏以降もこの名前が舞台のところに見られたら「ああ、こいつ気に入ったんだな」って思ってください 😊
さて前置きはこんなものにして。
自分はあの変なテンションで公演日誌を書いた去年の夏公演と同じく、今公演は舞台班の専属スタッフとして参加してます。ただあの時と違うのはあの頼りになる先輩たちがこの場にいないと言うこと。舞台班の3回生戦力として高台を作ったりする時も、自分である程度考えてやらなければならない。自分は高校の時部活で部長を務めていましたが、その時のことを思い出しました。頼りになる先輩たちがいなくなった後、3年生の男子部員が自分だけで必然的に部長になり、誰にも聞くことはできずにいろいろ判断しなければならなかったあの日々を(まあ今は舞台班の3回生はあと2人いるのでまだマシといえばそうなのですが…)。当時は授業中でさえも気が休まらない時間が多かったです。現在4月になって授業が始まりましたが、あの高3の頃のようにやっぱり舞台について考えることも多くなって、ああもっともっと積極的態度や積極的な意識を持たないといけないな…と最近は思っています。なんでも聞いてた去年の夏が懐かしいですねぇ・・・ 😭
僕は「演劇」というものは徐々に蕾を芽吹かせながらある一時でパッと輝き、風が吹いてすぐに散っていくまさに桜のようなものであると感じています。公演に向けて稽古をし、公演のために作業をする。そうして悪戦苦闘しながらも積み上げてきた蕾が本番で一気に花開く。終われば一瞬にしてなくなってしまう。その気持ちは僕自身去年の卒業公演で湖幡夕陽として役者をした時も、そして今公演で舞台班3回生の湖畔夕日として作業をしていた時も変わっていません。本番まで残り5日、「私たち」の桜はもう咲く寸前まで来ています。お客様方、桜の花びらが似合う季節に行う新歓公演『フランダースの負け犬』で、役者そしてスタッフのもう一つの桜の蕾が花開く瞬間をぜひ劇場でご堪能くださいませ。
最後にこれを見ているかもしれない新入生に向けて
一瞬のもの、そう聞くと少し寂しい気がするかもしれませんね(笑)。ですが、その一瞬のために日々を大切にできたらきっと楽しいはずです。ここにはそれを叶えさせてくれる人、あなたの経験値を大きく広げさせてくれる人が大勢います。退屈なんてさせませんよ。ぜひ私たちと一緒に最高の舞台を作ってみませんか?
これからの舞台における主人公は私たち団員、そして画面の目の前のあなたたちだ!!!