公演日誌

2024-06-25 20:00:00

雨だ。

初めまして、雨四虹といいます。あめしこうと読みます。

新入生なので、各所で自己紹介から始めさせていただいています。特にキラキラした読み方をする芸名をつけてしまったものですから、毎回こうやって読み方も合わせて紹介させていただいております。呼び方はお好きに。一例を私のX(@ajisaiforyou)の固定コメントにて紹介しています(ダイレクト・マーケティング)。さまざまに、よろしくお願いします。

 

読みを覚えていただいたところで、名前のルーツの話でもしましょうかね。パンフレットに寄せたやつとダブるところもありますが。

雨四虹という名は、日本のトラディショナル・カードゲームである花札(こいこい)における役「雨四光」から取りました。芸名をつけるにあたり、友人各位に案をもらって浮かび上がった「雨」のテーマに、自分が暇つぶしにスマホゲームで興じている花札を重ね、「雨四光」を選出。それで、そのまま引っ張ってくるのもなんだかと思い、光を虹に。こんな具合です。

 

札48枚の中で5枚だけ、光札と呼ばれる貴重で得点の高い札を、「小野道風に蛙」という札を含め4枚集めることで完成する「雨四光」。得点が倍になる7点を一役でクリアする高額役でありながら、役に関わる札を相手に奪われても一枚までならリカバリーが効くという点から、他の役と比べて広い手札で目指しやすい高額役としてよく認識されます。ちなみに、小野道風に蛙を含めない光札4枚の役「四光」のほうが1点強いです。

おや、いつのまにか花札の解説の文章になっちゃったな。申し訳ないです、好きなもんで…

 

話を変えて、本公演で私は「二村立冬」という役をいただいています。詳しいことはいえませんが、悪者です。私は演劇の経験も、役者の経験もあんまりなかったもんで、なかなか困る要素も大いにあったのですが、めちゃめちゃやりごたえがあって、いろんな仕事ができて、役詰めするたび面白いと感じられました。

本公演は、私含む多くの新入生が「劇団月光斜」として立つ初めての舞台です。本公演を見て、ぜひ今年の新入生を知ってください。そしてぜひ、名前を覚えてやってください。

一同、劇場でお待ちしています。

雨四虹でした。

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