公演日誌

2024-07-01 20:00:00

公演後記

お久しぶりです。RYOでございます。今公演では演出を努めさせていただきました。時間というのは早いものでして、つい最近配役を決めて稽古を始めたと思っていたら、先日6/29をもちましてあっという間に終演してしまいました。

 

 

 さて、『冥界珍妙譚』はいかがでしたでしょうか。バラシも終わり、あとは総括を残すのみです。現在とてつもない燃え尽き症候群に駆られております。役者やスタッフとして参加していた時とは終演に対する感情がまるで違いますな。

 ありがたいことに月光斜に入って5回ほど役者をさせていただいているわけですが、演出というのは初めての経験でした。右も左も分かりません。とにかくがむしゃらに、もがいてみました。周りの役者、スタッフに何度も助けて貰いました。外部の方にも沢山ご協力頂きました。公演のパンフレットでも書かせて頂きましたが、改めて芝居は「縁」なのだと実感いたします。

  昨年冬公演の演出だった水無瀬さんが、「演出やったら過去公演の演出に謝りたくなる」と仰っておりました。今だと少し分かる気がします。役者しかしてない感覚と、演出の感覚は全くと言っていいほど違うと思いました。いやぁ、出しゃばっちゃってたなぁ……。演出をやることで改めて謙虚さを持つことが出来たかもしれません。また、昨年の新歓で同期の富士井業(当時の芸名は富士壺出)が演出をしておりました。今公演を通して、改めてその凄さが実感出来ました。当時新2回生で演出はヤバイ!

こんな感じで演出というものに対する認識が少し変わった今公演なのでした。

 

 最後になりますが、今公演から新入団員が参加してくれました。まだまだ荒削りな面々ですが、これからより一層たくさんのことを吸収し、成長していくのでしょう。やはり初参加の公演で演出をすると、彼ら彼女らへの思い入れは人一倍強いようです。今公演でも、本当にびっくりするほど成長してくれました。本当にありがとう。

今後とも、新入団員を迎えました新生劇団月光斜をどうぞよろしくお願いいたします。

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