公演日誌

2024-12-06 15:00:00

月光斜生活を振り返って

ただいまです🌟

 

情報宣伝部/殺陣班、3回生(54期生)の夏川きうです。本当に久しぶりの公演日誌です。

今回は、これまでの月光斜生活をちょっとだけ振り返ろうかなと思います ☺️

 

今公演で引退ということで、気がつけばもう入団してから3年弱経ちました。時の流れって本当に早いですね。それだけ充実した日々を過ごせたのかな…なんて思います。 💭

 

それでは、振り返っていきましょい ✊

 

まず、私が劇団月光斜に入団しようと思ったきっかけは、2022年度冬公演『さくら』を観たことです。大学からは演劇をやりたいと思っていたとき、この公演を観て決意が固まりました。出演されている団員の方々がプロに見えて、「私もこんな風になりたい!」と思ったのがきっかけです。特に、日暮住処さん演じる雪之丞には本当に圧倒されました。今もずっと私の推し役者です。尊敬と同時に目標です。そこから、4月に正式に入団させていただきました。

初めて同期のみんなと会った時は、私自身とても猫を被っていて、「とりあえず場を盛り上げなきゃ!会話しなきゃ!」とばかり考えいたあの頃が懐かしいです。今では素を曝け出せる家族のような仲間たちです。

 

初めて参加した公演『グレート マイ ファミリー!』では人間(アンサンブル)を演じさせていただきました。そこから役者として舞台に立ちたくて、毎オーディションに参加していたのですが、なかなかメインキャラクターに選ばれず悩んだ時期もありました。特に、2022年度冬公演『グッバイドラマティック』(不参加)〜2023年度卒業公演『酔生夢死』までの期間、役者をすることができず、専属(裏方)として参加する一方で同期たちは次々とメインキャラクターとして活躍する姿を見て、悔しい思いをした時期もありました。でも、諦めずに受けた2023年度冬公演『ドッペルクラウンとおもちゃ箱』のオーディションでは、初のメインキャラクターのピアン役を掴み取ることができました。選んでいただいた演出の水無瀬融さんには本当に感謝の気持ちしかありません。役のために色々考えたり、動き方を学んだり、日々稽古場にいることが幸せで、本当に楽しい公演でした。その時から、私の中で何かが変わって、今の素の自分になれたきっかけの公演でもありました。そこから、何度か役者をさせていただき、今公演で6回目の役者です。全身全霊で頑張ります。🔥

 

稽古で自分の思った通りに演技ができず、演技をすることが嫌になることもありました。だけど、悔しい時期を過ごしてきたからこそ、役者として舞台に立てることがどれだけすごいことなのかを知っています。そのことが根底にあるからこそ、今まで上手くいかなくても、自分で自分を支えることができた気がします。

 

まだ、自分のやりたいことができず悩んでる方へ。

絶対に諦めないでください。

失敗や悔しい経験をした人にしかわからない思いがあります。その思いや経験は絶対あなたの力になります。何事にも根気強く、自分を信じてみてください。

きっと報われます。

 

 

最後に

くさい言葉を連ねてしまいましたが、私は劇団月光斜に入って素晴らしい経験を沢山させていただきました。今公演で一度引退しますが、来年の卒業公演ではさらにパワーアップして帰ってくるので、乞うご期待です! 💪

 

夏川_ピアン.jpg

 

p.s.

この内容を書こうと思ったきっかけは、後輩の子がオーディションで話した意気込みが、1年の時の私と被ったからです😚

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