公演日誌
『パンドラの箱に希望だけ詰め込まれていたらなぁ』
ページを開いてくださりありがとうございます🐥
54期卒団生の遥太です。
入団してから5回目の公演日誌。
いよいよ最後となりましたね。
僕たち54期生は22年度夏公演から活動をスタートさせました。
初めは立命館学生限定での客入れ公演の実施という形をとっており、二回目の公演より徐々に学外のお客様を招いての実施をさせていただけるようになりました。
劇団月光斜の今があるのは、コロナ禍にあっても、当劇団のアイデンティティである『生きてるエンターテイメント』の火を絶やすことなく引き継いできてくださった先輩方のおかげであり、その火を僕たちなりの形で未来ある後輩たちに繋げられたことを誇りに思います。
改めてたくさんの先輩方に対し、厚い御礼の気持ちと何よりも深い敬意をここに表したいです。
本当にありがとうございました。
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さて、前回の投稿では少し不安であった当時の心中を書かせていただきました。
あれから今公演までの間、僕は劇団月光斜という団体から離れ、通常の大学生活をしながら将来に向けての準備期間を過ごしていました。
そんな中で一観客として観劇した二公演はどちらも素晴らしく、そして月光斜に新しい風が吹いたことを感じさせるものでした。
みんなとてもきらきらとしていて、「自分が最後帰ってきたとして何ができるのだろう」と考えてしまうほどでしたが、今こうして新入団員も含めた座組で刺激を受けあいながら作品を創り上げていく日々を過ごしていて、今までとはまた違った雰囲気での公演に楽しさを感じています!
今回、僕は自身の人生最後の舞台だと思い挑んでいます。
もちろん人生何があるか分かりませんから、また立つこともあるかもしれないですね。
けれど一度ケジメとして、演劇とは少し距離を置こうと思っています。
表現の世界に魅了されてから、
歌にお芝居、振付、照明と様々なものに触れてきました。
生き続ける限りは表現に関わる何かしらと接していたいですね✨
とにもかくにも、僕の舞台での最後の立ち姿。
ぜひ観にきてくださると嬉しいです!
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恒例にしていたので最後に曲紹介を💁♂️
♪アオノオト/ M!LK
遅くない今ある"青春"を謳歌できたこの団体に、最大限明るくお別れできますように。
酸いも甘いも味わった3年半だったから難しいかもしれないけれど。
それでも皆様には笑顔でさよならしなくては。
舞台から降りるその瞬間まで。
それでは。
またいつか。
遥太