立命館大学新演劇研究会 劇団月光斜

私たちは「生きてるエンターテイメント」を表現する学生劇団です。

公演日誌

2026-04-07 12:00:00

魔法にかけられて

みなさま、お久しぶりです。あるいははじめまして。

衣装小道具班の新2回生璃乃香と申します。時々役者もやらせていただいております。

 

今回は新入生歓迎公演ということで、昨年私が入団した時の思い出や、この一年活動を続けてきて感じたことなどなどを等身大に綴ってみたいと思います。

長々とした私事が多くなりますが、もしよろしければお暇のお供にでもお付き合いくださいませ。

 

私は中学の頃、ひょんなことがきっかけで演劇やミュージカルが好きになりました。当時は観る専門でしたが、高校の文化祭でクラス劇に関わったことをきっかけに、みんなで作品を作る楽しさを知り、大学ではもっと本格的に演劇をやりたいと思うようになりました。

 

そこで出会ったのが劇団月光斜でした。

 

演劇をやってみたいな、でも私にできるかな。他のことにも挑戦してみたいし、どうしよう。そんなふうに悩んでいたときに、新歓公演が行われることを知り、「とりあえず観に行ってみよう」という軽い気持ちで小ホールに足を踏み入れ、席に座りました。

 

そこからは本当にあっという間でした。

 

公演を観た時のきらきらした衝撃は今でも鮮明に覚えています。「ここに入れば私もこんなすばらしい作品を作れるのかもしれない」というわくわくとした気持ちに背中を押されるままに、気がついたら入団し、気がついたら3公演を走りきり、気がついたら今ここで4公演目の公演日誌を書いているというわけです。

 

どうやら月光斜の魔法にかかってしまったようです。

 

 

さて、続きましては私の所属している部署である衣装小道具班のことをご紹介します!

その名の通り衣装や小道具の制作、ヘアメイクなどを担当する部署です。いわばキャラクターの外側を形づくるお仕事だと思っています。

役者本人が演技を通してキャラクターを作っていくのと同時に、私たちは衣装や小道具でそのお手伝いをしています。

 

私は小さい頃から着せ替えゲームが好きで、テーマを設定して自分で服やコーディネートを考えることがありました。衣装班のお仕事はまさにその延長です。

イメージを実際に形にできるのがとっても面白い部署だと感じています。

 

台本を読みながら、

このキャラクターはどんな服を着ているんだろう

どんなアクセサリーをつけているんだろう

どんな道具を持っているんだろう

と自由に想像を膨らませながらデザインしていきます。

 

個人的に好きな作業は、キャラクター同士の関係性を衣装で表現することです。

例えば、△△のこの部分には○○のイメージカラーを入れよう、だとか、このアクセサリーは○○からもらった設定でつけよう、だとか、そんな細かい部分にも意味を込めながら制作しています。

公演の際はぜひ衣装も細部までじっくり見てみてください。

気づいたら思わずにやっとしてしまうような小ネタがあちこちに散りばめられていますよ〜

 

 

さて最後に、私にとって月光斜とはどんな場所なのかを少しお話しして、新入生のみなさんへのメッセージに代えたいと思います。

 

月光斜は、かけがえのない仲間はもちろん、自分でも知らなかった新しい自分に出会わせてくれる場所です。

 

私は自分が「頑張れない人」だと思っていました。けれど月光斜での活動を通じて「頑張れる自分」を知ることができました。

みんなが頑張っているから自分まで自然に頑張れてしまう。そんな経験ができる場所です。

 

最近家族に「演劇を始めてからハキハキ話すようになったね」と言われました。自分では全く気づいていなかったのでとっても驚きました。

月光斜での日々が知らないうちに私を変えてくれていたのだと思います。

 

大学生活には自由な時間がたくさんあります。

新入生のみなさんにとって、この大学生活が、自分でも知らなかった「新しい自分」に出会える時間になればいいなと思っています。

その時間を過ごす選択肢の一つとして、もし月光斜に少しでも興味を持っていただけたなら、とても嬉しいです。

そして今回の新入生歓迎公演も、そんな出会いのきっかけのひとつになっていたら幸いです。劇場でみなさまとお会いできることを心待ちにしております!

 

 

最後に、最近実家から面白いものを発掘したのでご紹介します。

私が小学生の時にデザインした、着せ替えゲームのファッションアイテムです。

思えばこの頃にはすでに衣装班の卵だったのかもしれません。

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2026.04.07 Tuesday