公演日誌
'22新歓公演『Night Brusher』公演日誌③ -振付班編-
こんにちは、こんばんは、おはようございます!今日の公演日誌を担当させていただきます、振付班チーフの山村水菜です。よろしくお願いします。
今日は振付班チーフとして振付班の魅力に触れつつ、月光斜で振付班として活動することについて語りたいと思います!
まずは振付班について。月光斜では公演ごとにOPダンスが存在します。OPダンスは劇の序盤に役者が踊ったり、キャストパレードをしたりするものになっています。我々振付班はその振付や構成を考え、役者に教え、練度を上げるために指導していくのが役目です。とはいえそんなに堅苦しいものではありません。振りを教えられた役者がOPダンスの見栄えを良くするために振付の変更を提案するときもあります。キャストパレードに関しては役を1番理解しているのはその役者自身なので、動きを本人で考えてもらうこともあります。そうして見せ場の一つであるOPダンスを役者とともに作り上げるのが振付班です。
振付班、めっちゃ楽しいです。まず役者を自由に動かせるんです。これ楽しいですね。台本を読み込んで解釈に合った動きを役者にさせることができるんです。気分はさながらアニメのOPの絵コンテを描く作家です。描いたことないですが。役者に振付を教えながらここもっとこうしたらええんちゃう?というやり取りができるので、自分では思いつかなかった動きを役者が生み出すのも楽しいんです。
だからこそ、役者とも仲良くなれます。役者をやらずに専属として活動する人は、部署にもよりますが役者と絡む機会は少ないです。しかし、振付班に入ると必ず役者と交流するので仲良くなれます。
さらに、役者の皆さんの上達っぷりを間近で見ることができます。本番時に役者が舞台の上で、衣装を身に纏って、光を浴びながら、選び抜かれたOP曲に合わせて踊っているのを見るのが振付班として公演で1番緊張するタイミングです。同時に観客としてOPを見るのも1番の楽しみです。やっぱり公演期間の序盤から本番まで動き続けるので本番後のやりがいは半端じゃないです。
自分で言うのもなんですが、月光斜ってクオリティが高いんですよ。入りたての頃はこれを自分と同じ学生が作っているのか…と驚きました。良いものを作るために、それぞれの役割の中でできることを最大限やってるからこそなんですよね。そんな中で自分が考えた振付を踊ってもらえるのは本当にありがたい限りです。今回のOPダンスも皆様にも楽しんでもらえるように仕上げていきますのでよろしくお願いします。
書いていて気づきましたが、ここまで日誌を書いた黒河穂垂、荻谷赤、そして私 山村水菜は今公演の振付班メンバーです。こんな愉快な人たちと一緒に今回のOPダンスを作りました。よろしくお願いします。
ということで!長くなりましたが振付班語りは以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございます。
正直、振付班の人手が足りてません。というか後任がいません。劇団員はやる気があり、楽しい人ばかりです。そんな中で私も月光斜の一員として活動できることに感謝しています。あなたも振付班になって最高に楽しいOPを作り上げませんか?
以上、振付班チーフの山村水菜でした!!🕺💃🏼
こちらは奇跡的に今公演初参加の黒河穂垂も映っている振付班の写真です📸