公演日誌
'22新歓公演『Night Brusher』公演後記 -主演・水無瀬融-
皆様おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今公演ナイトブラッシャー、リッタを演じました、2回生の水無瀬融です。
主演の日誌は2stの翌日に公開のようですね。なので2st後の余韻に浸っている間に、今公演の振り返りや、月光斜について綴ります。
月光斜では、ひとり一言という日替わりでみんなに少し話をする風習があるのですが、そこで話せなかったことをここに記そうと思います。もとい、あまり言いたくないことだったので話さなかったのですが(笑)
事は今公演期間の中盤、通し週の1週間ほど前。ある夢を見ました。それは僕が主演を降ろされるというものでした。
さらに何故かカンタロ役の栄城太郎と交代するという謎の夢です(笑) それは役者の中から出た話で、演出からも代わってくれないかと頼まれました。味方はひとりかふたりしかいなかった🫣 たぶん言い出しっぺはキナリ役の天道禊だった気がします(笑) (全くもって不仲とかいう訳ではありません)
けれど、僕は代わらないって言い張るんですよね(笑) これは僕じゃないとダメだって。リッタは俺じゃないといけないって。頑固ですね(笑)
いま考えると不安や責任のあらわれだったように思います。
月光斜は全員が本気で最高の舞台を作りあげようとする団体です。舞台に立つのは役者ですが、その舞台には月光斜全員の努力と思いが詰まっています。ひとりひとりが、見えるところ、見えないところで頑張っているのを強く感じていたので、感謝の気持ちはもちろんですが、責任も感じていました。
なので、今回僕は画面の向こうのお客様はもちろんですが、月光斜の団員にも向けて演技をしていました。こいつがリッタ役で良かった、今回の主演でよかった、そう思ってもらえる演技をすると密かに心に決めていたんです。
結果がどうだったかは分かりません。ですが、僕に大きな成長とやりがいを与えてくれた公演になったことは間違いありません。
みんなの頑張りを知っているからこそ自分もそれに応えようとする。こう思っているのは僕だけではないと思います。月光斜はみんながこんな熱い思いを抱いている最高の団体です。
深夜テンションでくさいことを書いてしまいましたが、普段は言えない本心です。
この日誌を見て少しでもいいなと思った方はぜひ来てください。大学生ってなかなかそんな環境はないと思います。何か足りないなと感じている方は月光斜に答えがあるかもしれません。僕もそうして入って答えを見つけたひとりです。いつでも、どなたでも待っていますよ。
では、また舞台でお会いしましょう。
リッタ役/2回生 水無瀬融