公演日誌
'22卒業公演『大江戸ロケット』公演日誌④照明班
皆さんこんにちは、照明チーフです。つまり、照明チーフが3回生とは限らない。人々は皆、2回生である私を照明チーフにした。しかし、私は知っておりました。というか、最初から引き受けるつもりでした。照明班というものは案外楽しいものです。今日もまた、opの照明をどうしようかと考えていました。公演が近づくに連れて、照明班の作業は色々と増えていき、頭を抱えてしまうことが何度かあります。でも、まぁなんとかなるの精神で日々を生きており、どんな困難も乗り越えてきたこともある。
話は変わるが、後輩も加わり他人に任せられる作業も増えてきました。随分と肩の荷がおりることが多かったので、引き続き今後も後輩は自分専用の労働力として扱っていきたいと思っております。覚悟しておきなさい。でも純粋に後輩がいたおかげで自分のするべき仕事に時間を割けているので、そのことについてはホントに感謝しております。しかも、差し入れまで買ってきてくれたこともあったのでいい後輩達を持ったなと思うこともあります。自分が1回生の頃、先輩達には貰うばっかりで与えることはなかったので、今思えば図々しい奴だったなと思わされることもありましたが、今でも変わらず図々しい奴です。そんな中で私は色んな人に支えられてるんだなっていうことを実感しております。去年あたりまで私は役者をやっておりましたが、裏方の人たちの大切さをを今になって思い知らされています。裏方の人たちがいなければ舞台は成り立たない。そのことを私は誰よりも理解していると思いますし、次回私がどこかで役者をする際、顔合わせの機会でもどの機会でもスタッフの方達には土下座をして、「誠心誠意頑張らさせていただきます。何卒よろしくお願いします」と言うことを決めたように、裏方の大切さを知りました。役者をやる際、スタッフの方が尽くしたくなるような人でいようと思いました。
舞台に限らず、わたしたちは誰かに支えられて生きています。そのことに感謝して生きるようにしてください。そのことを忘れずに生きていくと、色んな人から支えられます。人生が豊かになると思います。全国の皆さんに幸あれ。私はもう行きます。では。
五十嵐映士