立命館大学新演劇研究会 劇団月光斜

私たちは「生きてるエンターテイメント」を表現する学生劇団です。

公演日誌

2026-10-12 12:00:00

今までありがとうございました!

こんばんは。  

照明班・振付班4回生の咲原麦と申します。 

 

ついに卒団……ですね。 

 

これまでに参加した公演は、全部で11公演(びっくり)。 

これだけたくさんの公演に参加してきたので、やっぱりまだ卒団するという実感が湧きません。もしかしたら、公演が終わってから、じわじわと実感が襲ってくるのかもしれないですね。 

 

私は高校までジャズダンスをやっていたのですが、人前に立つことがすごく苦手で、当時は「自分には人前に立つ才能がない」と感じていました。 

大学に入った頃、舞台芸術に関わりたい気持ちは強かったものの役者には抵抗があり、「演者より裏方の方が向いているかも」「裏方でもやりたいことができる劇団に入りたい」と思っていました。そんなときに出会ったのが、月光斜でした。

そんな形で私が演劇の世界に飛び込んでから、約3年半。 

月光斜で、スタッフとして目まぐるしい毎日を過ごしてきました。 

月光斜は私の大学生活の全てでした。 

 

活動していく中で、ネガティブな私は自分の力不足に悩んだり、思うようにいかなくて落ち込んだりすることがとても多かったです。

それでも、公演が終わったときに聞こえてくる客席からの拍手や、舞台裏から見た役者さんの表情を見ると、公演準備中どれだけ辛かったとしても、「この公演に参加してよかったなあ」と思ってしまうのですね。

 

もちろん、舞台上に立って見る景色は格別なものなんだと思います。 でも、舞台の裏側から見てきた景色も、私にとってはかけがえのない宝物です。 

 

今年は私たちが卒団し、来年は56期、再来年は57期……と、次々に卒団していくことを考えると、時の流れの早さ、そして大学演劇の儚さと尊さを感じます。 

 今しかできない、本当にかけがえのない経験をさせていただきました。

 

そしてそんな月光斜で、私はたくさんの人たちに出会いました。

自分は衣笠キャンパスではなく他キャンパスに通っている分、月光斜に入っていなかったら一生出会えていなかったであろう人がたくさんいます。 

私は、SUPER BEAVERさんの『ひとりで生きていたならば』という曲が好きなのですが、この曲を聴くと、いつも月光斜のことを思い出します。

「誰かの存在や支えがあるからこそ、大切なものに出会える」というこの曲のメッセージは、私が月光斜で過ごした日々と重なるように感じます。

 

団員のみんなとくだらない話で笑い合ったこと、

自分の不甲斐なさを感じて落ち込んだこと、

先輩に褒められて、小躍りするくらい嬉しかったこと、

公演が思うように立ち行かず、涙を流したこと、

 

全部、もし私がひとりだったら感じ得なかった感情で、ひとりでは出会えなかった「大切」なんだと思います。

 今となっては、楽しかったことも悔しかったことも一つひとつが貴重な経験であり、人生の財産だと思います。 

 

そんな月光斜とも、今回の公演で本当に最後です。 やはり、何度言われてもまだあまり実感はありません。

これまで月光斜で過ごしてきた時間や、ここで経験したこと、そして出会った人たちは、きっとこれから先も私の中に残り続けるのだと思います。 

 

これだけやりたいことをたくさんやらせてもらう経験は、きっと後にも先にもないだろうなと思います。

私が卒団したあとも月光斜が、みんながやりたいことを思いっきりやれる、「生きてるエンターテイメント」を体現する場所でありますように!

 

入団してから今まで、お世話になった全ての方々への感謝を込めて。

3年半の集大成として、今の自分にできることを精一杯やりきりたいと思います。 

 

ぜひ最後まで見届けていただけたら嬉しいです。

日誌の写真は私が初めて参加した公演での写真です。懐かしいですね。

IMG_3311.jpg

2026.10.12 Monday