公演日誌
雨だ。
初めまして、雨四虹といいます。あめしこうと読みます。
新入生なので、各所で自己紹介から始めさせていただいています。特にキラキラした読み方をする芸名をつけてしまったものですから、毎回こうやって読み方も合わせて紹介させていただいております。呼び方はお好きに。一例を私のX(@ajisaiforyou)の固定コメントにて紹介しています(ダイレクト・マーケティング)。さまざまに、よろしくお願いします。
読みを覚えていただいたところで、名前のルーツの話でもしましょうかね。パンフレットに寄せたやつとダブるところもありますが。
雨四虹という名は、日本のトラディショナル・カードゲームである花札(こいこい)における役「雨四光」から取りました。芸名をつけるにあたり、友人各位に案をもらって浮かび上がった「雨」のテーマに、自分が暇つぶしにスマホゲームで興じている花札を重ね、「雨四光」を選出。それで、そのまま引っ張ってくるのもなんだかと思い、光を虹に。こんな具合です。
札48枚の中で5枚だけ、光札と呼ばれる貴重で得点の高い札を、「小野道風に蛙」という札を含め4枚集めることで完成する「雨四光」。得点が倍になる7点を一役でクリアする高額役でありながら、役に関わる札を相手に奪われても一枚までならリカバリーが効くという点から、他の役と比べて広い手札で目指しやすい高額役としてよく認識されます。ちなみに、小野道風に蛙を含めない光札4枚の役「四光」のほうが1点強いです。
おや、いつのまにか花札の解説の文章になっちゃったな。申し訳ないです、好きなもんで…
話を変えて、本公演で私は「二村立冬」という役をいただいています。詳しいことはいえませんが、悪者です。私は演劇の経験も、役者の経験もあんまりなかったもんで、なかなか困る要素も大いにあったのですが、めちゃめちゃやりごたえがあって、いろんな仕事ができて、役詰めするたび面白いと感じられました。
本公演は、私含む多くの新入生が「劇団月光斜」として立つ初めての舞台です。本公演を見て、ぜひ今年の新入生を知ってください。そしてぜひ、名前を覚えてやってください。
一同、劇場でお待ちしています。
雨四虹でした。
楽しい雑談をするつもりでした
初めまして、相葉光希(あいばみつき)です。ピカピカの一回生、どきどきわくわくといった気持ちであります。
今公演では橘役、そしてアンサンブルとしても出演させていただきます。4役ほど登場するシーンがありますので、それぞれのシーンで世界観を演出できればと思います。
さて、何をお話しいたしましょうか。快晴ぽかぽかの昼下がり、私の思考もぽかぽかです。
せっかくこのようにお話しさせていただく機会ですので、お恥ずかしながら、少々自分語りをさせていただきます。
わたくしずっとお芝居に興味を持っていたのですが、なかなか挑戦する機会もなく、この度やっとご縁あって舞台に立たせていただいて大変嬉しく思います。
振り返れば幼少期からごっこ遊びにお熱でしたね。設定を決めてロールプレイをするのが楽しくて、お芝居に恋い焦がれてかれこれ10年以上にのぼるかもしれません。
しかしあまのじゃくな性格といいますか、自分を表現するのが苦手な質でしたので、お芝居は私の中でくすぶったまま、一人きりのときだけできるあそびでした。
ただ、人前でプレゼンするときや中学の頃の吹奏楽部でのソロ演奏、高校の頃入っていた剣道部の試合の時でさえ、注目を集める際は自分を一度隠し、全く別の人になりきって自分を演出していました。
演出、と言いましても私の脳内で設定をつけていただけでしたが。。
これが何よりも楽しく、いきいきとできるのです。
私は自分に自信がありません。今もそうです。しかしその瞬間だけは、『私は今自分でない誰かになっているのだ、自分はできる人間だ、自分を見てくれ!』といったように、私とは違うパワー、自信が心から溢れんばかりに漲ってきます。
受験期も私の中のお芝居への欲求は衰えず、ついにこの劇団に出会うことができました。
月光斜の人たちはみんな本気で公演に向き合っていて、日々自分も努力しなければ、と思わせてくれます。
舞台上で自分ではない誰かの人生の一瞬を生き、自分がその誰かを生かす、こんなに貴重で楽しくて生を実感できることはありましょうか。
もしかすると、私は生きたいのです。自分の人生だけでは足りないのです。自分だけでは感じられない気持ちを体験したいのです。
演出のRYOさんが仰っていたように、ただ自分が楽しいだけではいけません。
見に来てくださったお客様はこの感情をどう思うだろうか、喜んでいただけるだろうか、心が動かされるだろうか。
お客様を想い、感謝し、一期一会のひとときを過ごすことができるなんて、考えるだけで私は幸せです。
その人物の人生のハイライトを皆様と共有できる日が待ち遠しいです。
月光斜に入って約1ヶ月半でしょうか。たった1ヶ月半、短い期間ですが、私にとって今が人生で一番楽しくて、生きている実感が持てています。
人前で明らかに別人として生きるのは生まれて初めてです。しかしもう既にこの感覚の虜になってしまっています。
まだまだ青く、未熟なお芝居かもしれません。しかし情熱をもって日々向き合ってまりましたので、お楽しみいただけますと幸いです。
初めてする自分語りに気持ちが溢れてしまい、文の拙さが隠せなくなってしまいましたね。失礼いたしました。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
今公演は冥界ということで、蓮の花と縁があります。
蓮とは少し違うようですが、春先に行った神戸どうぶつ王国で見た熱帯の睡蓮を添えて。
どうぶつとふれあいたーーーい!!もふもふしたーーい!!いきもの相手でもコミュ障やけど!!!!!
ここまで見ていただきありがとうございます。
以上、相葉光希でした。最後になりますが、精進して参りますので、これからよろしくお願いいたします。
言の葉から咲くヒガンバナ
はじめまして。
この春から月光斜に入団しました、舞台班一回生のびっがぁと申します。
本公演ではアンサンブル2として出演いたします。
どうぞ、よろしくお願いします。
自分で言うのもあれですが、ポエマー気質です。この公演日誌でも、くっせぇ文章書いちゃうと思いますが、生暖かい目で見守ってやってください。書いてる本人は無自覚です。
さて、初めての公演日誌ということで一体全体何を書こうかと迷い続けて三千里、少しだけ自分のことについて話してみようと思います。
芸名はびっがぁ、出身は北海道です。なので、京都は暑くて仕方ありません。北の大地には梅雨なんてありませんし、虫もそんなにいないので、本州での生活には悲鳴が伴っています。好きな食べ物はオムライスです。デミグラスソース一択ですね。これだけは譲れません。そしてですね、私、演劇を初めて今年で7年目になるんです。中学高校を演劇に捧げて、大学でも続けようとしています。もはや中毒者ですね。病気です。
もともと経験者と言っても、月光斜ではすべてが初体験です。中学高校演劇はお金も場所もないので、高台はおろか、パネルだって作ったことはありません。費やしてきた時間はそこそこ長いけど、悲しきかな、その分の技術などは伴ってないんですよね。まだまだ赤ちゃんです。たくさんの先輩方に色々教えていただきながら、少しでもお役に立てるように、これからもっと頑張ります。
自分語りはこのくらいにして、少し雑談を。
今回の作品は冥界、“死の世界”が舞台となっています。“死の世界”と言われると、どうしてか私はヒガンバナをイメージしてしまいます。皆さんはどうでしょうか?
ヒガンバナの花言葉は「あきらめ」「独立」「悲しい思い出」と、どこか死を彷彿とさせるようなものばかりです。ですが他にも「情熱」という言葉や、「想うはあなたただ一人」という言葉も含まれているんです。
死後の世界でも、自分のことを情熱的に思い続けてくれている人がいると思うと、少し、あの世に行くのが楽しみになってきますね。
そんなとりとめのないことを考えてしまう月が綺麗な夜のことでした。
それでは、日誌を綴るペンも、ここらで置かせていただきましょう。
せっかくなので、最後にヒガンバナの花言葉をもう一つ。
「また会う日を楽しみに」
劇場でお待ちしております。
時の感覚と夏の始まり
こんにちは。情報宣伝部二回生のもがです。公演日誌四人目ですね。
さて、気づけばもう2024年ももう中盤の6月に差し掛かりました。なんだか1月に新年を迎えたのがつい昨日のように思えるのですがそのような私の思いは気にせず淡々と流れていく時間の流れというものは少し残酷ですね。
思えば高校生あたりから時間が過ぎるのが早いと感じるようになりました。幼いころは時間は無限大にあると思っていたあの頃が懐かしく感じられます。
古代の人々も同じようなことを心で思っていたようで、tempus fugitというラテン語の格言があります。この意味は『時は飛ぶ』といことで、ローマの詩人ウェルギリウスの『農耕詩』の第3巻284行目にある、"fugit irreparabile tempus"(取り返しのつかないほどに時は飛び去る)に由来しているそうです。
陳腐な表現ですが、一日一日を大切に生きようと思います。
話題は少し変わりますが夏になると気分が昂りませんか?私は毎年夏を迎えるとなんだかわくわくしてしまいます。青々と茂った緑葉から零れ落ちる鋭い夏の陽差し、どこかで聞こえる花火の音など夏は魅惑にあふれていますよね。
夏公演ももう目の前。わくわくしながらもしっかり精進していきます!
夏公演ぜひご覧ください。
写真は最近店で気になった服です。
日誌です
皆さんこんにちは!
初めまして、衣装班兼映像班所属文学部ニ回生のハクと申します。
趣味は ドラマ(日・米・英)
アニメ(↑と一緒)
映画(↑)
漫画
小説
音楽(ボカロkinggnu なとり藤井風)
です!
ええと、、実は公演日誌で何を書くか全然わからないです。でもなるべく早く終わらせたいと思って、昨夜寝る前にベットでずっと考えたんですけど、なかなかいいアイデア出てこなくて、だんだん焦ってきた(枕を殴った)。で、それを解消するために、スマホをいじり始めた。最後に、時間を気づいたらもう朝五時になった。なんで気づいたというと、カーテンの隙間から光が漏れたからだ。
結局、日誌もやり始めなくて睡眠も失ってしまった。なんでだろうか私はいつもこんな感じで、本当によくないです 🥲
とりあえず、衣装班を第一志望とする理由を説明しましょう。実は私の母は服を作るのが得意です。幼稚園の時、ハロウィンの衣装は全部母がゼロから作ってくれました。それはめっちゃ完成度高くて綺麗な服でした。自分はあんまり服を作ったことがないけど、少しは母の才能が遺伝しているのだろうと思って実際はそうではないようです🥲。それでも衣装班の仕事はとても面白いです!役者たちが私の作った服を着ているのを見ると、達成感が溢れます。
そして、私はめっちゃくちゃコミュ障で、人が多い所にいるとすぐ緊張になる🫠しかし、月光斜の皆さんは本当にいい人ばかりで、優しくて、最初は緊張したけど、今はリラックスできるようになりました。
去年の冬公演を見ると、すごく感動しました。役者たちの姿を見ながら、「これが青春か!」と感慨深く思いました。裏方として支えたいと思い、入団しました。入団して本当によかった🥹
来週は「冥界珍妙譚」の本番が始まりますので、とても楽しみにしています!
そして、これは私がすごく気になる316の向こうの部屋なんです。なんかホラーっぽくて、面白いです。もしこの部屋の用途をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。