公演日誌
零れるサクラのごとく
皆様ごきげんよう、音響効果班3回生の瀞藍です。「漢字が『霽颯』から変わってる!」と思った方、素晴らしい観察眼です。もはや僕のファンですね!(?)
新歓が始まりましたぁ!いつもと変わらず観に来てくださったお客様に生きているエンターテイメントを披露することはもちろんですが、今回は新しい月光斜の団員がやって来るかどうかが分かる大切な公演。故にいつもより緊張していて毎日生きた心地がしないというと大袈裟ですがそれに近い感覚です。
そう言えば僕が月光斜に入団してから間も無く1年を迎えます。あっという間の1年でした...。入ってすぐの夏公演の『グレートマイファミリー!』でクレフティスを演じて楽しかったなぁと思ったのも束の間、あっという間に先輩方が引退して自分が最上級生になってしまうとはね。いよいよ本格的に月光斜を最前線で引っ張っていく一人としての責任と自覚を持たなければいけないと毎日の活動で感じています。
ちょうどこの時期はサクラを見ることがありましたが、今の僕をサクラで例えるなら7分咲きの状態だと思います。一番華やかに見える満開の一歩手前ですね。急に何言っているんだと思う人もいますが僕はこの月光斜で自分の青春の集大成にしたいと考えています。だからこそ残り少ない時間の中、蕾から開花し新しく入る人たちに満開のサクラを魅せられるよう地道に頑張っています。彼らには満開の自分を見て、「あの人が先輩でよかったな」と言ってもらえたら本望です。そしたら卒団までのんびりと散っていきたいですな。これを書いている今もうまく行かないことだらけでもうやめたい、明日が来ないでほしいと自暴自棄になったりしていますが、大好きな同期、そして未来の月光斜のためにもう一踏ん張り華を咲かせ続けていきたいと思います。
長くなりましたが要するに自分を受け入れてくれた月光斜が大好きだから最後まで頑張ろうということです。ここまで見てくださってありがとうございました。今公演もぜひ劇場でお逢いしましょう。最後に新しく入団したい皆様へ。一緒に作りましょう、生きているエンターテイメントを!!音響効果班で待っています。
それでは👋🏻
瀞藍
p.s. この写真の中に僕は隠れています
春休み最後の日
おはようございます、こんにちは、こんばんは。制作部・振付班の杏月優香です。
新3回生になってしまって、とうとう私たち53期が現役最高学年です。はやい。
副座長という立場になりましたので、座長の夏流日と二人三脚で、いや、53期全員で一丸となってこの一年を駆け抜けていきたいものです。
さて、本番まで残り11日らしいです。
新歓公演は人数が少なくてとんでもなく忙しいということは去年十二分に体験したのですが。
今年も同様に、とんでもなく忙しい毎日を過ごしております。去年の反省は活かせているはずなのですが…。
月光斜の活動は好きでやっていることであり、好きなことで毎日忙しく過ごせていることは幸せでありがたいことではあります。しかし、とんでもなく忙しい。
華那多が今公演の公演日誌で犬の手も借りたいとタイトルをつけていましたが、見た瞬間にそれなと言いそうになりました。私も借りたい!!!
話は変わりますが、昨日は衣笠キャンパスで新歓ブースの出展をしていました。
たくさんの新入生が話を聞きに来てくれたり、ビラを受け取ってくれたり。すごい賑わいでした。ようやくコロナ禍を抜け出し、本来の大学の様子をみれたような気がします。
今年はどんな子たちと出会って、一緒に舞台を作ることになるのか、楽しみです。
どうやら明日から授業が始まるんだとか。まじ?
春休み最後の今日は、甘いものでも食べて早く寝たいと思います。
月光斜の活動に授業が加わるということで、劇団員はより多忙になりますが、本番を見てくださるお客様に最高の舞台をお届けするべく、最後までブラッシュアップしていきます。
2023年度新入生歓迎公演『フランダースの負け犬』。新しい月光斜の最初の公演をぜひ見届けてください。
皆さまのお越しをお待ちしております!
仕事
みなさんこんにちは!照明班新2回生、柊堂哉です。
来やがったぜ!新歓公演12日前が!ということでね、今公演が始まるまで残りわずかとなりましたね。いやぁ時が経つのは早いというか。今公演を作り上げるにあたって大体二ヶ月くらいとっていたはずなのですが、気づいたらもう12日前となっておりました。やらないといけないことたくさんあるのにね。マジうける。ふへ。
この頃になると徐々に叫び声が聞こえてきます。月光斜が活動してる部屋の至るところで。どうしてだろう、怖いね。
てなわけで(?)でけぇ足音立てながら公演くんはこちらに向かってきております。仕方なしに我々一同腹を括って、彼を最高のイケメソに仕立て上げてみせるでしょう。知らんけど。皆さま新歓公演、お楽しみに!
#照明班 #インスタ映え #これが、光 #プチプラコスメ
犬の手も借りたい
季節は春を迎え、あっという間に暖かくなりましたね。こんにちは、華那多です。
さて、早いもので私たち53期生も二度目の新歓公演を迎えることとなりました。昨今の情勢が不安定な中、こうして好きなことを続けられる…いやぁ、ありがたいことです。ありがたいのですが……
人手が足りない!!!!!
そう、何を隠そう今公演、私の月光斜生活史上最もと言っていいほど多忙を極めています。先輩たちがいなくなり、自分たちが最高学年になったことも手伝って、『責任』の二文字が重くのしかかっています。ここだけの話、私はこの言葉が一番嫌いなのです。因みに二番目は『地道にコツコツ』です。蕁麻疹が出そうですね。
しかし、そう愚痴ばかりいってはいられません。どの公演も、いや何でもそうですが、ものごとには必ず終わりが来ます。これを読んでくださっているあなたが今何日にいるのかは分かりませんが、この新歓公演もいつかは終わります。そうやって千秋楽の幕を引く時に『良い二ヶ月だった』と笑っていられるよう、今を全力で駆け抜けていきたいと思います。そして、あと一年に迫った引退の時まで、この座組での演劇を楽しんで生きたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
お客様へ
お客様なくして演劇は成り立ちません。あなたの存在が私たちの原動力です。そんなあなたに2023年度劇団月光斜の一歩目となる公演を観ていただけることほど、嬉しいことはありません。劇場でお待ちしております。
最後に、これを読んでいるかもしれない新入生へ
演劇っておもしれえぞ!!!
華那多
大変な衣装班
皆さんお疲れ様です。衣装小道具班新2回生の一島停(いちしまとまる)です。名前の由来は大好きな小説家の三島由紀夫です。三島→一島 由紀夫→行き夫→停とかいう拙い連想ゲームです。お笑いくださいませ。芸名はこれで固定です、恐らく。私は衣装小道具班に所属させてもらっているのですが、正直服に関してはちんぷんです。かんぷんまではいかぬともよくわかってはおりません。メイクも同様にそれらしい技術などは持ち合わせてはおりません。そして一つ上の学年の先輩衣装班がいらっしゃらないので、3回生の先輩方が一度に消えてしまったのは大ダメージでございます。畏敬の念がとめどなく溢れてきます。
さて、なぜ私がこの団体に入ろうかと思ったかと言いますと、脚本が書きたかった、といった理由です。現在一応一作品出来上がってはいるんですが、如何せん時間がございません。遠方に住んでいるので、通学にわりと時間がかかるのと、その他もろもろの理由で演出が出来ないのです。悲しきかな、悲しきかな。こうなっている事実があるなら一人暮らしせよと思われるかもしれませんが、これはわたしの怠惰です。わろた。
今回の公演の話をいたしますと、衣装はすごいと思います。いきなり幼児のような口調になりましたが、言い表し方が思いつきません。ともかく大変です。人が足りないのが大きな要因です。あと二人くらいは欲しいですね、本当に。ともかくある一人のキャラクターは、衣装班二人が考え出したアイデアに演出が、「もう好きにしていいよ……」と言わしめるほどのものとなっております。というわけで、衣装ともども、退屈はさせませんので、『フランダースの負け犬』をお楽しみに。
割と脱線してしまうのですが、今年の京都では桜が早く咲きましたね。おかげで新歓前だというのにもう散りかけています。奴ら柄にもなくはしゃぎすぎたのか、それとも張り切りすぎたのか分かりませんが空回りしてしまいましたね。来年は桜と共に新しい子を迎えられたらいいなあ……。