公演日誌
四つ葉のクローバー
おはようございます、こんにちは、こんばんは!
春から新2回生、情報宣伝部 兼 殺陣班の夏川きうでございます。
前回の公演日誌で、私は何日ダイエットが続くのか?という話をしておりまして、その答え合わせをしようと思います。答えは…『今も継続中。』という結果でございます。厳密に言うと、ダイエットをやめて、再開して、やめて、再開して…ということですね。やはり、中途半端な決意や意思は通用しないってことを思い知らされました。私が最近見てたアニメの一言でこんな言葉がありました。
『思いっきりやりたいことをやるためには、やりたくないことも思いっきりやるしかない』
本当にその通りだなって。やりたくないことを思いっきりやれる人がやりたいことを思いっきりできるんだなって。いかに自分の考え方が甘くて中途半端なんだと実感します。今まで、思い通りにいかないことがあったとき、何かと理由をつけて諦めていた自分が本当に恥ずかしいです。だからといって、今すぐにこの性根を変えられるかといったらそうでもないと思うので、1つ1つ地道に根性強く向き合っていこうと思います。頑張れ私。
ブルドック
今日から公演日誌というものが始まるそうですね。まさか1番最初に選ばれるとは思ってもいなくて、とても緊張しています。
というかまずは自己紹介からですよね。夏流日(かるび)といいます。新歓公演ではクルック役をやらせてもらっています。あと座長です。
さて、もうさくらが咲き始めました。振り返ると早いものです。僕が入団してから2年経ち、もう劇団の中では1番上の回生になってしまいました…。まだまだ若くありたいと思っているのに、新しく入ってくる子たちのパワーがすごくていつも羨ましく思っています。そうでなくとも、同期からは老け顔だの、老成してるだのと言われたい放題で悔しいです。そんな折に遠い昔、今の僕と似た犬がいたことを思い出しました。近所の幼馴染の家で飼われていたブルドッグなのですが、まだ生後間もないにもかかわらず、いつも不機嫌な顔で老けて見えました。近所の子供達からもだいぶ揶揄われていましたね。こないだ実家に帰った際に久々にそのブルドッグに会いました。驚いたことに10年以上前から顔立ちは何も変わっていなかったんです。僕は思いました。今から10年後の自分の顔はその時の年齢にしては若いのではないかと。そう思うと年をとるの悪いことではないかもしれないと、未来に希望が持てました。
そんな劇団のこれからに大きく関わるような新歓公演「フランダースの負け犬」ぜひ見に来てください。
'22冬公演『グッバイ、ドラマティック』公演日誌②照明班
皆様、こんにちはこんばんは。照明班一回生の陶屋柊です。前回までの柊堂哉です。
今公演ではアンサンブル3をやらせていただきます。初役者です。あと照明チーフ。初チーフです。新品の二足の草鞋履いてます。そろそろ脱ぎたくなってきた。
照明チーフをやっていてふと思い出した言葉がありまして、「大いなる力には大いなる責任が伴う」ってスパイダーマンかなんかのセリフなんですけど。
僕の場合はちょうど反対で、
「大いなる責任には大いなる力が伴う」って感じでして。僕が任命された照明チーフという仕事は舞台を成功させなくてはならないという責任があるのです。でもそれとセットでついてくる好きな舞台を作れる権限が、平斜員のときよりも強いんですね。これって力だよなぁって。
けれどこの力をうまく使いこなすための技術だったり、知識だったりがなければもちろん意味のないものだし、お話になりません。
今の僕は、わりと力を持て余してます。
なのでまぁお話になるように、お忙しい先輩方に時間を作っていただいて話を聞いたり、色々見て学んだりしてるんですけど。先輩が引退される、この公演中には自分たちでできるようにならなくちゃいけないので。あと2週間以内で。
時間がない‼︎!
それでも着々と公演へと向かっていきます。僕の成長を待たずして、僕らの悲鳴に耳傾けず、ぐいぐいと公演は進んでいきます。そう思うと公演というやつは全く血も涙もないやつですね。ど畜生です。
しかし、そんなひどいやつのことも、好きになってしまったのだからまぁついていくしかないでしょう。
あとは死力を尽くして作り上げるのみ。
やってやんよぉ‼︎ということで、2022年度冬公演「グッバイ・ドラマティック」ぜひ見てねー‼︎
自分より大きな力を持つ存在がいてくれることで安心するようになってしまった僕(下)と音響効果班一回生のRYO
'22冬公演『グッバイ、ドラマティック』公演日誌①制作部
みなさん、こんにちは!
今回もトップバッターになってしまいました、制作チーフの杏月優香です。
今公演ではクリスティ役を演じさせていただきます。
ありがたいことに、制作チーフをさせていただくのも、役者をさせていただくのも、これで3回目になりました。
どんなふうにかはうまく言えないのですが、3という数字にすごく意味を感じています。一つの区切りのような。
気づけば私の参加公演数はこれで6公演目になり(53期MAXはⅫ単の7公演)、53期は卒団までの参加可能公演数の折り返しを過ぎてしまったらしいです。
はやいですね。残りの期間も、今までのように、いやそれ以上に充実した時間にしていきたいものです。
さて、今公演、チーフのメンツが大きく変わりまして。
基本7部署の内4部署、兼部署3部署の内1部署のチーフが1回生・初チーフなんです。
先輩が沢山いるうちに初チーフの経験をすると、すごく安心感がある状態でできるのでベストタイミングだし、まさに私自身も昨年度冬公演『さくら』で初めて制作チーフを務めたのですが。同期や後輩がチーフとして動いている姿を見ていると、もうちょっとで代替わりするんだなと寂しかったり新しい世界にワクワクだったり、複雑な気持ちになっています。
なんだかんだで本番まであと2週間ちょっとしかありませんが、当日観劇してくださる皆様の心に何か残るような舞台を作るべく、そして52期の先輩たちが気持ちよく引退できるよう、制作チーフとして、役者として、やれることを精一杯やって最後まで走り抜きたいと思います。
お時間ございましたら、ぜひ劇場へお越しください。皆様のご来場をお待ちしております!
写真は激似の新旧舞監&照明チーフです。かわいい。
'22卒業公演『大江戸ロケット』公演後記 演出・疾風舞★Jr.
俺たちならきっとできるー
公演中に偶然生まれたキャッチコピーですが、僕はすっごく気に入っています。
今公演は経験した公演の中でも最大規模のものであり、どの部署も挑戦の連続でした。
正直、泣きたくなるようなことも沢山あったと思います。でも、その度にみんなで知恵を絞り、助け合って、笑い合って沢山の課題を乗り越えてきました。
そんな時によく思い出していたのはこの言葉です。
ふと考えてみれば、2ヶ月程度の短い期間で、見てくれた人が感動するような作品を作り上げることって本当にすごいことです。
そんな無茶だとも言えるようなプロジェクトを実現してしまうのだから、本当にこの月光斜は素晴らしくとんでもない団体だなと卒団した今、強く感じます。
本当にありがとう。役者のみんなも専属のみんなも公演に参加して、最後までついてきてくれて、感謝の気持ちが溢れて止まりません。
「大江戸ロケット」は最高の卒業公演でした。
僕にとっては、一緒に過ごした一人一人がヒーローでMVPです。
一生忘れることがない思い出をありがとう。
さて、後輩のみんなには月光斜の活動や作品など積み上げてきたもの、経験したことのその全てにいっぱい誇らしい気持ちを感じてほしいと思います。
役者・専属問わず、今のみんなのスキルやアイデアは確実に自分達が経験してきた歴代の月光斜で最強です。
これは先輩方が何と言おうと譲りません。
僕は新時代の月光斜が持つ限りないポテンシャルを誰よりも信じています。
みんなが公演中に当たり前にやっていることは、ほんとにほんとにすっごくすごいことなんですよ。
僕たち4回生はもう卒団ですが、これからもみんなが、楽しみながら助け合うことを続けていけばきっとどんなすごい公演だって実現できると信じています。
自由な発想で、何にも縛られずにオドロケを超える公演をバンバンつくっていってください。
いつも挑戦を恐れずに。
俺たちならきっとできるー
そう信じて、熱い気持ちを忘れずに。
いつもニコニコ笑いましょう。
最後に、
月光斜から離れてしまった今だからこそ僕は本当に月光斜のことが大好きだったのだと感じます。
特に月光斜の好きなところは、
「みんながみんなの頑張りを褒めてくれること」
そして
「いつも全力で考え、工夫を尽くすこと」
です。
これからも、こんな素敵な環境が当たり前にあるような団体であって欲しいと切にそう思います。
色々なことを思い出しながら、書いてたらポロポロと涙が出てきました。
本当に大好きだったんだなと感じます。
僕は月光斜に出逢うためにこの大学に来たのだと心からそう思います。
ありえないくらいに楽しくて、まるで夢のようなたくさんの時間をありがとう。
みんなと一緒に公演が出来て幸せでした。
これからもみんながずっと笑顔でいられて、月光斜の未来が輝かしい思い出で満ち溢れんことを祈っています。
疾風舞★Jr.