公演日誌

2023-06-12 19:00:00

懐かしさの象徴

初めまして。衣装小道具班一回生のみんてぃあです!本公演では香澄役を演じさせていただきます。

 

公演日誌、なんと初日に当たってしまい何を書けばいいのか悩みに悩んだ末、部屋を見まわして目についたものについて語ろうと思います。

突然ですが、皆さん「カップ焼きそば」って聞いて何を思い浮かべますか? というのも、最近衣装を実家から取り寄せた際、両親が衣装と一緒にカップ焼きそばを送ってくれたんです。その名も「焼きそば弁当」。私のカップ焼きそばのイメージは完全にこれです。ペヤングとか言った人、全面戦争ですね!というわけで、焼きそば弁当の良さについて語ろうかなと。

まずは、ソースのまろやかさ?ですね。京都に来てからペヤングも食べてみたんですが、焼きそば弁当に比べてソースの味が強いな~と感じました。これに関しては個人の好みだと思います。私は焼きそば弁当のほうが好きです。

次に麺の種類。焼きそば弁当の麺ってちょっと細いというか、平たいというか、普通の焼きそばともカップ麵とも違う(気がする)んです。そのちょっとした違いが非日常って感じがして好きです(カップ麺はたまに食べるくらいがおいしくていいよね!派閥の人間です)。

あとなんといっても中華スープが付いてくること! 焼きそば弁当って粉末状の中華スープの素が一緒に入っていて、マグカップなどにその粉末を入れて焼きそばのゆで汁?で溶かすと簡単に中華スープが作れるんです。それがびっくりするくらい美味しくて。これがないと満足できなくなってますね。

 

多分これを読んでいる皆さんも焼きそば弁当が食べたくなってきたのではないでしょうか。しかし残念ながらこの焼きそば弁当、北海道限定販売なんです。なぜなんでしょう…全国販売してほしいと願うばかりです。

 

さて、こんなに焼きそば弁当のことを熱弁していたら実家が少し懐かしくなってきてしまいました。まだ本州に来て2か月くらいなんですけどね…笑 本公演でも、そんな懐かしさを出せる役者になれるよう、精進していこうと思います。夏公演「ビー玉雨と眠たげな夏」、会場にてお待ちしております。

 

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2023-04-19 20:00:00

「2023新歓 〜Fin〜」

劇団月光斜2023年度新歓公演『フランダースの負け犬』、演出の富士壺出です。「フジツボ イヅル」と読みます。次回公演ではまた芸名変わってるので覚えていただかなくて結構です。

 

さて、公演後記ということで公演直後の現在の心情をつらつらと書き連ねたいと思います。

 

正直、17日に千秋楽(最後のステージ)を終えて2日経った今も、なんだかまだ公演が続いているような気がします。

 

ほぼ常に水無瀬融がいてヒュンケルを演じていて、大抵隣で演出補助の華那多が一緒に役者を見てくれている「いつもの稽古場」はもう無い。それがまだ少し信じられません。

それでも、そこで積み上げたものを、その日々の成果を皆さまにお届けできたならば、これほど喜ばしいことはありません。

 

今思えば、今公演を無事に全員で走り切れたことは、奇跡のような気さえします。

私がこれまで参加した公演の中で、ここまで一人ひとりの負担が大きく、それでも妥協無くこだわりを持ってやり切った公演は無いでしょう。

人手も時間も予算も経験も不足していながら、熱量で乗り切ってしまった。

 

そして公演後にみんなが「楽しかった」「頑張ってよかった」「ありがとう」と言ってくれたことが堪らなく嬉しくて、感謝が溢れて、いつまでも何度でもみんなで公演を打ち続けたいと思えたのです。

 

 

最後に、劇団月光斜2023年度新歓公演『フランダースの負け犬』にご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

 

ここまで読んでいただいた皆さま、ありがとうございます。

 

そして、願わくば劇団月光斜で一緒に劇を作ってみませんか。

一回生でなくとも、二、三回生の方でも構いません。

 

演劇に関わりたい方。

大学生活に刺激を求めてる方。

何かを表現することに興味のある方。

打ち込めるものが欲しい方。

 

きっと、弊劇団は皆さんを退屈させません。

挑戦しようという気持ちを無駄にしません。

2023-04-18 20:00:00

たかがサークル、されど演劇

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

「フランダースの負け犬」ヒュンケルを演じました水無瀬融です。主演、演出の公演日誌は公演後に投稿されるようですね。

といいつつ、実はちょうど1年前のこの時期、昨年の新歓公演「Night Blusher」で同じく主演の公演後期を記しました。

 

新歓公演の公演日誌ということで、これを見て月光斜に入るか考えている皆さんに向けて書くべきなのでしょうが、ほぼほぼ1年前に記してしまっているんですよね。

ということで、1年前のものを見てください😊

 

とまあ冗談はさておき、あのとき詰め込んだ想いは変わりありませんが1年経っていま思うことを綴ります。

昨年の僕の日誌を読んで入ってきたと言ってくれた子もいるので手を抜けません(笑)

 

 

 

これを見てくださっている方は、月光斜のファンの方や公演をみて、あるいは公演は見ていないけれど月光斜に興味がある新入生でしょうか。

ここでは新入生(2、3回生も大歓迎です。例年何人もいますよ!)に向けて書きますね。

どんなサークルなんだろうか、自分はやっていけるのだろうか、やりたいことはできるのだろうか、様々な不安があると思います。

ここで2年過ごした僕が言うとすれば、この月光斜なくして今の僕はない、ということですね。

公演後の舞台裏見学で来ていた新入生の何人かから「高校からやってたんですか?」「芝居とかしたことないんですけど大丈夫ですか?」などの質問を受けました。全くもって問題ありません。僕もここに入るまで演劇などかすりもしない野球バカでした。

そもそも入った理由が和装で殺陣をしたいから、大学で熱くなれるものが欲しかったから。ですが今では沼ですね。もう抜け出せないかもです。

 

月光斜の魅力はその熱量です。

熱くなれるものを探しているなら間違いなくここに答えはあります。経験者も、僕のような全くの初心者も、全員が一丸となって打ち込める場所です。

演劇をやりたい、やってみたい。月光斜を知って、公演をみて、どんな小さな火でもその心に灯ったならば、その灯火を信じて飛びこんで来てください。

僕たちは、いつでも、どなたでも待っていますよ。

 

 

 

では、また舞台でお会いしましょう。

 

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                                                    ヒュンケル役 水無瀬融

 

 

2023-04-12 20:00:00

新入生いらっしゃい

おはようございます。

音響効果班 2回生 RYOです。

 

さて、僕は去年の夏公演から参加していますので、早いもので約1年が経とうとしております。夏、卒業、冬を経て、今公演は4公演目。どんどん自分が月光斜に染まって来ていることを実感します。そんな僕ですが、実は公演日誌を書くのは初めてでございまして、一体どんなことを書けば良いのやら。つらつらと拙文が続くかと思いますが、お付き合いいただけると幸いです。

 

幸運なことに、今まで全ての公演で役者をさせて頂きまして、今公演で4度目の役者となりました。自分が成長出来ているのかはさておき、見えてくるものは多々あります。シーンにおけるそれぞれの役割。画作り。少しずつ意識が向けられるようにはなってきたように感じます。何より、受けの芝居というものを大事にするようになりました。

受けの芝居って当たり前ですけどすごく大切なんですよね。日常生活でも、相手が自分の話をきちんと受けてくれたら話しやすいじゃないですか。それと同じなんですね。僕、初舞台の時すごく受けが上手い先輩と組ませていただきまして。だから沢山発信してのびのびと演技出来てたんだなと凄く実感しました。特にお芝居だと、受けがきちんと受けないと演りにくいだけじゃなくて、凄く不自然に見えちゃうんですよね。殺陣とかだと、どんなにかっこよく斬っても強く見えないとか。だから凄く大事なんです。

今公演ではバラック役を頂いているんですけど、2人で回す場面がすごく多くて。しかも、僕も相手も所謂発信タイプの役者なので、最初はお互い凄く演りづらかったです。でも、お互い受信を意識しだして、積極的に意見交換しだしてってやってくうちに、どんどん変わっていきました。小っ恥ずかしいので公演前にあまり言いたくないですが、本当に組めて良かった。そんな2人を是非とも劇場で観てください!

 

今回初メイン、初チーフ、そして自部署の先輩はいないというかなりハードな公演でしたが、そんな公演ももうあと僅か。なんとかかんとか上手いことやってるのでは?と思ってます。何故ハードなんでしょう。あ、人が少ねぇからか。新歓で入れよーぜ!ってことで、新入団員の皆さん、月光斜で待ってます。ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました!まずは舞台上でお会いしましょう!

 

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写真は、照明チーフを捕獲してる僕です。音照仲良くやっております。

 

2023-04-11 20:00:00

この世に限らず舞台、演劇もまた泡沫の夢・・・ 

皆さん久しぶりィ!舞台班・殺陣班3回生の湖畔夕日ですゥ!みんな覚えてるかなァ?☺️☺️

…この口調とテンションでわかる人はいるのかな?え、わからない?じゃあこうも書いてみよう!

「え、テンションが前と乖離しすぎだって?そうかそうか、君は少し知りすぎてしまったようだな…」

どこかで見たことありますよね??もうわかりましたか?そう、2022年度夏公演で舞台班2回生薄雲渚沙として活動してたあの人です。でも実はなんかあの芸名、しっくりこなくて卒業公演では湖幡夕陽、冬公演では湖幡夕日としました。でもそれでもなんかな~って思って今公演は湖畔夕日となってます。役名の語源としては湖畔で見る夕日って綺麗でいいよねって感じからつけたものです。しばらくはこれで行こうかな…って思ったり思わなかったりしてます。もし夏以降もこの名前が舞台のところに見られたら「ああ、こいつ気に入ったんだな」って思ってください 😊

 

さて前置きはこんなものにして。

 

自分はあの変なテンションで公演日誌を書いた去年の夏公演と同じく、今公演は舞台班の専属スタッフとして参加してます。ただあの時と違うのはあの頼りになる先輩たちがこの場にいないと言うこと。舞台班の3回生戦力として高台を作ったりする時も、自分である程度考えてやらなければならない。自分は高校の時部活で部長を務めていましたが、その時のことを思い出しました。頼りになる先輩たちがいなくなった後、3年生の男子部員が自分だけで必然的に部長になり、誰にも聞くことはできずにいろいろ判断しなければならなかったあの日々を(まあ今は舞台班の3回生はあと2人いるのでまだマシといえばそうなのですが…)。当時は授業中でさえも気が休まらない時間が多かったです。現在4月になって授業が始まりましたが、あの高3の頃のようにやっぱり舞台について考えることも多くなって、ああもっともっと積極的態度や積極的な意識を持たないといけないな…と最近は思っています。なんでも聞いてた去年の夏が懐かしいですねぇ・・・ 😭

 

僕は「演劇」というものは徐々に蕾を芽吹かせながらある一時でパッと輝き、風が吹いてすぐに散っていくまさに桜のようなものであると感じています。公演に向けて稽古をし、公演のために作業をする。そうして悪戦苦闘しながらも積み上げてきた蕾が本番で一気に花開く。終われば一瞬にしてなくなってしまう。その気持ちは僕自身去年の卒業公演で湖幡夕陽として役者をした時も、そして今公演で舞台班3回生の湖畔夕日として作業をしていた時も変わっていません。本番まで残り5日、「私たち」の桜はもう咲く寸前まで来ています。お客様方、桜の花びらが似合う季節に行う新歓公演『フランダースの負け犬』で、役者そしてスタッフのもう一つの桜の蕾が花開く瞬間をぜひ劇場でご堪能くださいませ。

 

 

最後にこれを見ているかもしれない新入生に向けて

一瞬のもの、そう聞くと少し寂しい気がするかもしれませんね(笑)。ですが、その一瞬のために日々を大切にできたらきっと楽しいはずです。ここにはそれを叶えさせてくれる人、あなたの経験値を大きく広げさせてくれる人が大勢います。退屈なんてさせませんよ。ぜひ私たちと一緒に最高の舞台を作ってみませんか?

 

 

これからの舞台における主人公は私たち団員、そして画面の目の前のあなたたちだ!!!

 

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