公演日誌
〆切守ろう
こんにちはこんばんは、お疲れ様です。一島停改メ、頃莉と申します。今回は脚本を務めさせていただきます。
私、こんな脚本を書いておいてなんですが、コメディ調の小説や脚本が少しばかり苦手でありました。読むのは別に構いはしないのですが、いかんせん書くのが苦手なんです。書き手の思想やテーマというものを反映しにくく感じて、どうも薄っぺらく感じてしまう。もちろん読んでくれる周りの人達は面白いよと言ってくれるのですが、この捻くれた性分のせいか、世辞なのではないかと感じてしまうのです。この思考、本当に面白いと感じている人には甚だ失礼なのですが、どうにもやめられない。楽観思考にならなければいけませんね。楽観思考はしばしば「バカ」と揶揄されることもありますが、それは楽観を思考放棄と履き違えていると思います。楽観思考は常に自分を鼓舞することができる、謂うなれば人よりも質の良いアクセルを持っているようなものです。ありもしないヘイトを気にして錆びつき、エンストを起こす私よりはよっぽど良い人間です。
さて、自分語りはいい加減やめて、今公演のお話です。
私、上記の通りコメディ調の物語が苦手なので、今回の「冥界珍妙譚」も苦手でした。ただ、役者の皆様が演じているのを見ていると、この物語も案外悪いものじゃないんだなと感じてきました。役者のパワーってやつです。現実味を帯びてきたってのもあるやもしれません。その分、自分が書いたって感覚も無くなりましたが。子離れですかね?
さて、冥界珍妙譚、お客様が楽しめれば幸いです。
おさかな
はじめまして。衣装小道具班1回生の伊咲と申します。今公演では大空望役を演じさせていただきます。公演日誌も終盤に差し掛かり、新入団員の中では最後となりました。拙い文章ではありますが、最後までどうぞよろしくお願いします。
私が月光斜に入った理由は、衣装が作りたい!!!!デザインがしたい!!!!というのが8割ぐらいあったりします。新歓を見て感動して、私もやってみたい!!!!!!一緒に舞台に立ちたい!!!!役者やってみたい!!!という気持ちになったというのも8割ぐらいあります。限界突破。昔から表現すること自体は好きで、特に音楽面での表現は好きでした。中高は吹奏楽部で色々と頑張っておりまして、曲を演奏する際こんな感情で〜とかこんな人になりきって〜とか言ったり言われたりすることが割とありました。そんなところはお芝居も通ずるところがあるのかもしれません。芝居を始めたばかりの小僧の独り言です。
演劇自体に興味を持ったのは明確にいつかは思い出せませんが、おそらく小学生の頃だと思われます。小6の頃のクラスの出し物での劇で何故かダースベイダーの役になりました。しかも立候補でした。当時の私何を考えていたのでしょう。ダースベイダーの被り物を作ることになったので友達と頑張って作り、小学生にしてはかなり精度の高いものを完成させることができました。ネタ枠だったのですが芝居をすることがとても楽しくてそこから芝居に興味を持ちましたし、舞台を支える裏方の存在にもひかれ始めたのだと思います。もしかしたらその辺りから衣装とか小道具とか作りたい欲があったのかもしれません。服のデザインは幼稚園とかそれぐらい小さい頃から大好きです。私が今まで考えてきたものは割とAKBとか坂道系などといったアイドルっぽい感じの可愛いものや和服が多く、普段着るようなもののデザインを考えたりすることはほとんどしてきていなかったので今後月光斜でその能力を発揮できるかはわかりませんが、いつか作れたらいいなという野望を持っています。制作費すごいことなるだろうけど…
私の中学には確か演劇部がなく、トランペットがやってみたくて冒頭でもありました通り吹奏楽部に入り(結局違う楽器でした)、高校も流れるように吹奏楽部に入りました。大学では新しいことを始めてみたいと思い、意を決して月光斜に入り演劇の世界に飛び込んで参りました。
毎日寝る暇もなく多忙ですが本当に楽しくて、入団を決意した私の勘は間違っていなかったなとつくつぐ思います。本当にいい人たちに恵まれたな〜。
月光斜の皆さんはすごく一生懸命で、役者もスタッフもひたすらより良いものを探し続ける姿が私は本当に大好きです。短期間でものすごい愛が強くなってしまっています。皆が同じ方を向いて一つのものを作り上げることができることが本当に楽しくて、そんな皆さんと一緒にこの公演を作り上げられることが本当に嬉しいのです。中高かなりブラックな部活で生き抜いてきた人間ですのでどんどんこき使ってもらえればと思っています。仕事が増えれば増えるほど燃えます。楽しくなります。社畜まったなし!!
月光斜に入った理由などなど自分語りはこれぐらいにしておきまして今回私が演じさせていただきます大空望について少しご紹介しましょう。望は主人公ということもあって登場人物いろんな人と関わります。ある人を助けようと奔走したり、はたまたいい加減な奴にムカついたり…そんな様々な関係性を楽しんでいただければと思います。
公演の準備が始まったのが公演1ヶ月半前ほどだったはずなのですが気づいたらもうこんな時期。時が過ぎるのは早いですね〜びっくり。時を戻そう、としたいところですがまだ私にはできないのです。やれやれ。
慣れないことばかりで色々難しいこともありますが、稽古が毎日楽しくて、もうこの公演も終わっちゃうんだな〜と寂しくも思ってしまいます。初めて本格的に役者をしますので力不足なところはたくさんありますが皆さんに大空望の言葉、想いを届けます。
長々とお話ししてまいりました。ここまで読んでいただいて他の新入団員よりやけに長いなとお思いになったでしょう。正解です。1600字以上書いているみたいです。レポート書いてる?普段こんなに自分の思いを書くことはないので楽しくなって長々と語ってしまっています。
この公演日誌が公開される頃には無事に1stが終わっているのでしょうか。また見たいと思っていただけるような舞台を作り上げられるよう最後まで駆け抜けていきます。それでは会場にてお待ちしております!
P.S
ちなみに伊咲という芸名は、もともとは本名の候補だったのです。イサキという魚がいるということで却下になったらしいです。
私は魚のイサキを食べたことはないので、伊咲という名を名乗っているうちに魚のイサキを食べてみたいと思っています。共食いですね。
そして写真はOPダンス練習の休憩中の伊咲です。躍動感を感じますね。
期待の新星!?初公演で初役者でスター
音響効果班兼映像班所属の新1回生のきゅらた☆です。キラーン
特に発音する予定は無いですが、名前の最後の☆を忘れないでください。
☆があるのとないのとでは可愛さが段違いなので。
と、身長176.8cm19歳男子大生(2024年6月時点)が申しております。きついですね。
2024年度夏公演「冥界珍妙譚」が月光斜団員として参加する初公演ですが、同時に「笠原健介」役を演じさせていただくことになり初役者も務めます!
もちろん役者として舞台に立つために月光斜に入団したわけですが、まさかいきなりこのような大役をいただけるなんて思っていなかったので、役が決まった日からずっとドッキドキでございます。
私、お芝居に目覚めたのが、小学校5年生の学芸会で悪役を演じた時でした。セリフは少ないながらも、普段滅多に口にすることの無い汚い言葉を大声で叫ぶのが楽しくて、舞台上なら何言ってもやっても許されるんだなって気づきました。(もちろん役の範疇で)
今公演で演じさせていただく笠原健介くんですが、とっても私に似てるんですよね。自分に自信が持ちきれない所とか、周りに振り回される所とか、ヘタレで泣き虫な所とか、、、。
でも、彼には大切な人に会いたいという明確な目標があります。その一生懸命さを表現出来るように、頑張ります!
ついに本番がやってきます!
もちろん健介くん以外のキャラクターも皆、かっこよくて可愛くて誰を推すか迷っちゃいますねー。
私、きゅらた☆演じる笠原健介くんを是非見に来て、応援していただけたら幸いです!!!!
加えて、私音響効果班として、劇中で流れるBGM・効果音のいくつかも編集しております。是非それらにもお耳を傾け、劇の世界観に入り込んでください!
以上、きゅらた☆でスター!!
雨だ。
初めまして、雨四虹といいます。あめしこうと読みます。
新入生なので、各所で自己紹介から始めさせていただいています。特にキラキラした読み方をする芸名をつけてしまったものですから、毎回こうやって読み方も合わせて紹介させていただいております。呼び方はお好きに。一例を私のX(@ajisaiforyou)の固定コメントにて紹介しています(ダイレクト・マーケティング)。さまざまに、よろしくお願いします。
読みを覚えていただいたところで、名前のルーツの話でもしましょうかね。パンフレットに寄せたやつとダブるところもありますが。
雨四虹という名は、日本のトラディショナル・カードゲームである花札(こいこい)における役「雨四光」から取りました。芸名をつけるにあたり、友人各位に案をもらって浮かび上がった「雨」のテーマに、自分が暇つぶしにスマホゲームで興じている花札を重ね、「雨四光」を選出。それで、そのまま引っ張ってくるのもなんだかと思い、光を虹に。こんな具合です。
札48枚の中で5枚だけ、光札と呼ばれる貴重で得点の高い札を、「小野道風に蛙」という札を含め4枚集めることで完成する「雨四光」。得点が倍になる7点を一役でクリアする高額役でありながら、役に関わる札を相手に奪われても一枚までならリカバリーが効くという点から、他の役と比べて広い手札で目指しやすい高額役としてよく認識されます。ちなみに、小野道風に蛙を含めない光札4枚の役「四光」のほうが1点強いです。
おや、いつのまにか花札の解説の文章になっちゃったな。申し訳ないです、好きなもんで…
話を変えて、本公演で私は「二村立冬」という役をいただいています。詳しいことはいえませんが、悪者です。私は演劇の経験も、役者の経験もあんまりなかったもんで、なかなか困る要素も大いにあったのですが、めちゃめちゃやりごたえがあって、いろんな仕事ができて、役詰めするたび面白いと感じられました。
本公演は、私含む多くの新入生が「劇団月光斜」として立つ初めての舞台です。本公演を見て、ぜひ今年の新入生を知ってください。そしてぜひ、名前を覚えてやってください。
一同、劇場でお待ちしています。
雨四虹でした。
楽しい雑談をするつもりでした
初めまして、相葉光希(あいばみつき)です。ピカピカの一回生、どきどきわくわくといった気持ちであります。
今公演では橘役、そしてアンサンブルとしても出演させていただきます。4役ほど登場するシーンがありますので、それぞれのシーンで世界観を演出できればと思います。
さて、何をお話しいたしましょうか。快晴ぽかぽかの昼下がり、私の思考もぽかぽかです。
せっかくこのようにお話しさせていただく機会ですので、お恥ずかしながら、少々自分語りをさせていただきます。
わたくしずっとお芝居に興味を持っていたのですが、なかなか挑戦する機会もなく、この度やっとご縁あって舞台に立たせていただいて大変嬉しく思います。
振り返れば幼少期からごっこ遊びにお熱でしたね。設定を決めてロールプレイをするのが楽しくて、お芝居に恋い焦がれてかれこれ10年以上にのぼるかもしれません。
しかしあまのじゃくな性格といいますか、自分を表現するのが苦手な質でしたので、お芝居は私の中でくすぶったまま、一人きりのときだけできるあそびでした。
ただ、人前でプレゼンするときや中学の頃の吹奏楽部でのソロ演奏、高校の頃入っていた剣道部の試合の時でさえ、注目を集める際は自分を一度隠し、全く別の人になりきって自分を演出していました。
演出、と言いましても私の脳内で設定をつけていただけでしたが。。
これが何よりも楽しく、いきいきとできるのです。
私は自分に自信がありません。今もそうです。しかしその瞬間だけは、『私は今自分でない誰かになっているのだ、自分はできる人間だ、自分を見てくれ!』といったように、私とは違うパワー、自信が心から溢れんばかりに漲ってきます。
受験期も私の中のお芝居への欲求は衰えず、ついにこの劇団に出会うことができました。
月光斜の人たちはみんな本気で公演に向き合っていて、日々自分も努力しなければ、と思わせてくれます。
舞台上で自分ではない誰かの人生の一瞬を生き、自分がその誰かを生かす、こんなに貴重で楽しくて生を実感できることはありましょうか。
もしかすると、私は生きたいのです。自分の人生だけでは足りないのです。自分だけでは感じられない気持ちを体験したいのです。
演出のRYOさんが仰っていたように、ただ自分が楽しいだけではいけません。
見に来てくださったお客様はこの感情をどう思うだろうか、喜んでいただけるだろうか、心が動かされるだろうか。
お客様を想い、感謝し、一期一会のひとときを過ごすことができるなんて、考えるだけで私は幸せです。
その人物の人生のハイライトを皆様と共有できる日が待ち遠しいです。
月光斜に入って約1ヶ月半でしょうか。たった1ヶ月半、短い期間ですが、私にとって今が人生で一番楽しくて、生きている実感が持てています。
人前で明らかに別人として生きるのは生まれて初めてです。しかしもう既にこの感覚の虜になってしまっています。
まだまだ青く、未熟なお芝居かもしれません。しかし情熱をもって日々向き合ってまりましたので、お楽しみいただけますと幸いです。
初めてする自分語りに気持ちが溢れてしまい、文の拙さが隠せなくなってしまいましたね。失礼いたしました。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
今公演は冥界ということで、蓮の花と縁があります。
蓮とは少し違うようですが、春先に行った神戸どうぶつ王国で見た熱帯の睡蓮を添えて。
どうぶつとふれあいたーーーい!!もふもふしたーーい!!いきもの相手でもコミュ障やけど!!!!!
ここまで見ていただきありがとうございます。
以上、相葉光希でした。最後になりますが、精進して参りますので、これからよろしくお願いいたします。