立命館大学新演劇研究会 劇団月光斜

私たちは「生きてるエンターテイメント」を表現する学生劇団です。

公演日誌

2025-12-15 12:00:00

原体験

どうも!一回生、宣伝美術部・映像班所属の春嶽です。

今公演では夏公演に引き続き、演出補助をさせていただいております。気づけば参加も3公演目、時の流れの早さに恐れ慄く日々です。ちょっとずつ培ってきたものを毎秒100%で出せるよう頑張りつつ、またたまには立ち止まり休んでと、のびのびさせていただいております。

 

 

さて、今回は少し身の上話をば。私の演劇活動の原点について話したいと思います。こういう話は卒団や引退が近づいてからするものでは?それでもやってしまいますよ、それ以外書く話題が見つからないので。

 

私は実は高校の頃から演劇部に所属させていただいているのですが、とはいえそれまで演劇に特段触れる日常を送ってきたかと言われれば、全くそうではないのです。むしろ逆です。小学生、中学生の頃の私の頭の中には「演劇」の文字なんてえの字も無く、劇団四季や宝塚も名前だけ知っている、という程度でした。

 

そんな私が演劇に興味を持ったのは、地元の小さな劇団の公演を観に市民センターに行ったことがきっかけでした。なにやら、双子の友人が役者として出るらしい。最初はそうしたちょっとした興味でした。市民センターの小さな舞台に、客席にはずらりと並べられたパイプ椅子。しかし開演のブザーが鳴り上演が始まると、舞台上はみるみるうちにとある一家のお茶の間に変わりました。テンポのいいお芝居、限られたスペースでも存分に使われる舞台構造、そして何より、その世界の中で普段とは違う役として立ち回る友人の姿に、強い憧れを抱いたことを今でも覚えています。私もいつか演劇をやってみたい。その時に芽生えた漠然とした思いが、高校での演劇部入部を後押ししたのだと思います。

 

 

と、私のお話はこの辺にいたしまして。

今公演『ラ・ベル』は、55期生の先輩方の引退公演でもあります。

私の中で原体験であるあの舞台のように、誰かの原体験になれる舞台を作りたい。そんな思いで、毎公演全力で準備を重ねています。

かつての私がそうであったように、些細なきっかけで構いません。友人が出るから。友人が見に行くから。チラシを見たから。はたまた、学生会館の前を通りかかったから。

 

これを読んだあなたもぜひ、足を運んでみていただけると幸いです。

寒いですし、インフルエンザも流行っていますから、暖かくしてお越しくださいね。

劇団員一同、リーフ村でお待ちしております。

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2025-12-12 12:00:00

ここから

こんにちはTomです。

もう冬公演の時期になりました。

有難いことに参加11公演のうち10公演を役者として出演させていただきまして、2023年夏から今までなんか地味にずっと舞台上居る奴としてやってきたわけでございますが、遂に引退です。

諸先輩方の引退・卒団挨拶時に一歩後ろに下がる度にお客様数名を驚かせ、もはや他団体の方からもう引退や卒団の概念が消えた大学オーバーフロー戦士と勘違いされてきた私ですが、今度こそ引退です。

長いようで短いいや長かったな。長かった。確かに1回生の頃の公演のことは昨日のことのように思い出せます。しかし思い起こす思い出の数が、たかが3年間の出来事だとは思えないほどに多いです。故に、本当に長い3年間でした。ありがとうございました。

 

さて、筆も乗ってきたので少し自分語りをさせて下さい。普段あまりこういった話をしないものですから長い上臭くなるとは思いますがご容赦下さい。嫌でしたら飛ばして下さい。

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私は元来、せっかちな人間でありました。プライベートなことに関してはそうでも無いのですが、スポーツだとか、勉強だとか、努力結果の出るものに対してせっかちな性分でした。勉強だとか、筋トレだとか、長い目で見るものが嫌いでした。

生まれつき体格が良く、力も強かったものですから、中学あたりまではなぁなぁである程度有利を取れるスポーツをやっていました。しかし、高校に入るとそうもいかなくなります。小、中学からコツコツと続けてきた人達には、付け焼き刃技術の体格だけの木偶の坊など追い付けなくなりました。せっかちな私は、自分には合わんのだと思い込ませて、スポーツを辞めます。

そこで友人に誘われて入ったのが演劇部でした。無論、発声練習は嫌いでした。ただ友達と巫山戯るためだけに行っていました。舞台に立ち始めたのも、裏方より楽しかったからです。

何年かが経って、ただの遊び半分素人よりマシな人間になった頃、始めたて頃の映像を見直しました。殆ど何も聞こえませんでした。誰よりも、その場の誰よりも声が小さくて、聞き取りづらい自己満足の塊のような演技だったことを覚えています。

また何年か経って、いつの間にか私は楽しいから舞台に立つのでは無く、舞台に立つことしか出来ない男になっていました。役者というポジションにしがみつき続けていました。

また数年過ぎて現在になります。役者というポジションにしがみつき続けていたら、前回公演よりはまだ成長している部分があると分かるようになっていました。まだ不足ではあるものの、声が聞こえないと言われることが無くなりました。いつの間にか発声練習を面倒だと思わなくなりました。裏方についても高校時代よりはまだ分かるようになりました。何年もかけて、本当に微々たるものですが、私は成長したのだと思います。

それでも、大学演劇を観ていると、大学から始めた人達が多く、そしてそのほぼ全員が、大学のうちに今の私の居る場所を超えていきます。

恐らく私には、才能が無いのだと思います。純粋な演技のそれも、努力の才能とやらも無いのだと思います。

すぐに台本読み解いて、感情を入れるなんてことは出来ません。演劇のために四六時中考え続けてインプットもシュミレーションもして、なんてことも出来ません。めっちゃサボります。サボってゲームします。娯楽大好き。

だから私は他の人より遥かに成長が遅いです。月光斜の皆は、どんどん私を置いて進んでいくでしょう。これを自覚した時、本当に辞めようかと迷いました。

だけどもう何も辞めたくなかったので、長い目で見るということをしてみるようにしました。

演劇という、芸歴何十年だのがゴロゴロいる業界で、二十代前半なんて若いにも程があるというわけです。

誰よりも遅くしか成長出来ないから、誰よりも長く成長してやろうと思いました。20代の天才とやり合える80代になってやろうと思います。

頭で考えたばかりなので心身がまだ適応してなくてまだ落ち込むんですけどね。こっから頑張ろうと思います。

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上の内容をギュッとすると、「雨垂れ石を穿つ」とか「石の上にも三年」とか、小学生でも知ってるような一言に纏まるそうです。先人は偉大ですね。馬鹿は要約できないから話が長いと言いますが、馬鹿は要約から読み解くこともできないのでね。もし、私のような馬鹿者がこの先居たなら、これが何かの糧になるように書き連ねました。

 

そんな、幼少期に気付くべきようなことを20代でようやっと学んだ若造の未だ青臭い引退公演です。良ければご来場下さい。

 

Tomでした

 

追伸

なんか、めっちゃ終わりみたいな空気出してますが多分卒戻ってきます。

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2025-12-09 12:00:00

一陽来復

 

皆様こんにちは!

 

制作部3回生、花海そのです!

 

公演日誌を通して皆様とお会いするのは2度目ましてですね🙌🏻

もし今回がはじめましての方がいらっしゃいましたら、この度はお目にかかれて光栄です

以後お見知りおきを!!

 

めっきり肌寒い季節になりましたが、お変わりありませんか?

つい最近まで、日陰を探し求めて彷徨うウォーキングデッドのようになりながら暑い暑いと言っていたはずが、もう羽織なしでは外に出られない季節に…

万年冷え症にはなかなか堪える時期です。❄️

とはいえ冬は大好きなのですが!!🙂

 

 

お写真はちょうど1年前、とあるお方に会うために訪れた大阪は大阪城公園で咲いていた向日葵です🌻

 

思えば、私が大学で演劇を始めたきっかけには、その方の存在がとても大きかったように思います。

もしも出会っていなければ、今私がこうして劇団月光斜の一員として、花海そのとして、公演日誌を書かせていただくこともなかったかもしれません。

人生、本当に何があるかわからないものです。

 

そんな私ですが、今年に入って様々な経験を重ねる中で、とある目標ができました‼️🥹

今は、夢の夢の、またその夢くらいの場所にある目標(なので内緒にしておきます😊)ですが、いつの日か必ず、実現させてみせます。見ていてください。

 

 

さて!

今回、私たち劇団月光斜がお届けする2025年度冬公演『ラ・ベル』🥀🏷

まさに今この季節にぴったりの、本当に美しいお話です🫶🏻

 

参加者21名全員で心を込めて準備を進めておりますので、万障お繰り合わせの上、ぜひ足をお運びいただけますと幸いです。

 

そして、今公演をもちまして我々55期生は引退いたします。

 

卒業公演に引き続き、この度も受付スタッフとして、皆様を華麗にお出迎え、優雅にお見送りさせていただけることを心より楽しみにしております🤵🏼‍♀️

どうかお気をつけてお越しください。

会場にてお待ちしております!!!

 

花海その_日誌内写真.jpg

 

 

#ご予約もまだまだ受け付けております!💫

#どうか暖かくしてお過ごしください🐈🧶🧣

 

2025-12-06 12:00:00

全ての出会いに感謝

はじめまして。3回生つまり55期のまい鈴音すずね紅葉くれはと申します。今回初めて月光斜の公演に関わらせていただくのですが、実は引退公演というちょっと不思議な存在です。せっかく公演日誌という機会をいただいたことなので、団員紹介に添えている言葉「演劇に、月光斜に、仲間に出会ったのもなにかの縁。全ての出会いに感謝。」について語ろうと思います。これを紐解く重要なことわざのひとつが「袖振り合うも他生の縁」という言葉です。私が月光斜を見た最初の公演『袖に余る想い』と字面が似ているのは奇遇かもしれませんが、偶然の出会いも前世からの因縁によるものであるという仏教的な考え方です。私はこの意味の解釈の方法では「因縁」という単語が使われている手前、なにか腐れ縁みたいな感覚に捉えられてしまう方もおられると思います。私はそうは思いません。この地球上には82億人もの人が存在し、日本だけでも1億人以上が暮らしています。その中でも人生で出会える人の数は一体何人でしょう。たとえ出会えていたとしてもすれ違っただけであったりなど一言も会話していない人が大半ではなかろうか。人間が他の人間の顔を覚えるのは5000人程度という説があります。そんな天文学的な確率の縁を大切にし、感謝をしたいというのが第一にあります。加えて人と出会うということは私の人生にとってなにか良い影響を与えてくれる運命だと思うということです。私の人生で演劇に出会ったということ自体が実は奇跡で、奇跡的に演劇に出会ったからこそ、月光斜に出会い、座組の皆に会うことができました。この次の奇跡は本番当日、お客様と出会うことです。全ての出会いに感謝を込め、全身全霊で取り組ませていただきます。是非会場でお会いいたしましょう。

2025-12-03 12:00:00

✨🌹✨ 

前回公演の日誌を書いたのはいつだったでしょうか。遠い記憶のように思えてしまいます。ここで少しだけ、自分のことを語らせていただきます。お付き合いいただけると嬉しいです。

 

         もうすぐ引退か長かったような、短かったような不思議な気持ちです。無理やり受け入れるように自分に言い聞かせる日々が続いています。まだやり残したことがたくさんあるのに引退後は、どんな生活になるんでしょうきっと大学院の出願準備や卒業論文で忙しくなるでしょう。「現実がやってきた」と心の底から感じています。でも大丈夫です。生き延びます。

 

         さて、月光斜について、不思議だと感じていることがあって述べさせていただきます。私は普段、明るく(?)振る舞っているつもりなのですが、実はいらない心配をいっぱいしたり、すぐ悲観的な思考に陥りやすく、時に自分の考えにびっくりするほど悲しくなったりします。

 

         でも不思議なことに、活動に行く前までは頭の中がごちゃごちゃしていても、活動が始まって作業に没頭すると煩わしいことが全部忘れられて、心が一時的に楽になります。なんででしょう? ある意味、月光斜で活動する時間は、私の精神安定剤だったと言えるでしょう。

 

         さて、今回の公演は、なんだかいつもと違う雰囲気を感じています。「こだわりが強い」「注文が多い」という印象です。演出側からの世界観資料や事前質問など、要求されることが他の公演の倍くらいあります。これは悪口では绝对なく、私は愛の表れだと感じています。今回はデザイン案を練る時、演出の具体的な注文を参考にすると、いつもより速くイメージが固まったのが印象的です。ものづくりやデザインの現場では、注文が具体的で多ければ多いほど、イメージが鲜明になって考えを練りやすくなり、とても助かっています。要するに、今回の公演は一味違う魅力があります。ぜひ楽しみにしていてください!

おまけに、私のお気に入りのぬいぐるみと今公演の一つのモチーフとなるバラが一緒に写っている写真をお見せします。

 

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